はしかが流行する可能性があるとか、マスゴミが言ってる。空気感染はインフルの10倍とか言ってる。沖縄で流行してて、感染した修学旅行生が、新幹線で東京ー大阪と移動。潜伏期間は10日程度。ヒアリで大騒ぎしたマスゴミ。記事になればねつ造でも何でもOK。正確な知識が必要だね
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『ナチスの「化学兵器」の実態』

第4章:ナチス・ドイツで開発された化学兵器 ─ 「タブン」・「サリン」・「ソマン」

・「タブン」の誕生(1936年)
⇒1925年から1945年の20年間は
⇒多くの国で新しい化学剤の研究が飛躍的に進んだ。
⇒なぜなら、その化学剤を実験するチャンスが数多く生まれたからである。

・例えば、イタリアは、1935~36年にかけて
⇒エチオピアを併合しようとして戦争を仕掛け
⇒「ホスゲン」、「催涙ガス」、「マスタードガス」を散布
⇒多大な効果をあげた。さらに、「ルイサイト」と「マスタードガス」が
⇒中国の山東省の前線で使用されたといわれている。


・これらの実験が積み重なった結果、化学剤の研究は大きく進歩し
⇒その運搬手段にも精巧なものが開発された
⇒“化学兵器”としての体裁が整えられ
⇒同時に新しい種類の化学剤が開発されたことでさらにエスカレートする。

・それは新型の殺虫剤の研究から始まった。
⇒新型の殺虫剤を研究していたドイツの「I・G・ファルベン社」の研究スタッフが
⇒虫だけでなく、人間にもきわめて有害な作用をもつ化合物を発見した
⇒1936年のことである。

・「タブン」と名づけられたそれは、殺虫剤としてはあまり有用でないが
⇒軍事的な可能性を秘めていたのである。

・「タブン」は、他の毒ガスとは異なり、皮膚から吸収されて体内に入ることができる
⇒その作用はきわめて特異なもので、アセチルコリンエステラーゼという
⇒重要な酵素の生成を抑制して、神経系の機能を混乱させるものだった。

・これを人間に用いるとどうなるか?
⇒心臓や肺の筋肉をけいれんさせて、呼吸をできなくし
⇒窒息させてしまうのである。

・このような作用をする「タブン」は、塩素にくらべて
⇒100~1000倍も有毒であり、「マスタードガス」、「ホスゲン」、「ルイサイト」
⇒あるいは「シアン化水素」に比べると10~100倍も強力で
⇒ピンの頭ぐらい(数千分の1g)で致死量となる。