いやー、本当に寒くなりましたですね。

皆様、お風邪などひいていらっしゃいませんでしょうか?

あ、さてさて。
今日はちょいとワケあって、京都大学へと行ってまいりました。
京都大学に「CAMP-WAN(キャンプ・ワン)」という研究プロジェクトがあるのはご存知でしょうか?

以下、CAMP-WAN のwebサイトから引用。
https://sites.google.com/site/kyotocampwan2/home


イヌは非常に身近な動物でありながら、イヌの行動や知性がどれほどのものか、まだ十分な研究がなされていません。
それはこれまでのイヌに関する研究が獣医師中心で、他方、心理学者はネズミやハトやサルばかりを研究してきたからです。
私達にとってかけがえのない家族の一員である動物たちの心の世界を少しずつ明らかにしたいという思いのもと、プロジェクトを立ち上げました。
名前はCAMP-WAN(キャンプ-ワン)です。
CAMPはコンパニオン・アニマル・マインド・プロジェクトの頭文字、ワンはワイド・エリア・ネットワークの頭文字とイヌの鳴き声をかけたものです。
京都近辺の広いエリアから飼い主さんとわんちゃんに来ていただき、簡単な実験的調査をさせていただくプロジェクトです。

※改行は引用者による


ざっくりと言いますと、イヌという生き物の認知や行動といったものを、心理学的なアプローチでもって少しずつでも明らかにしていこうという研究プロジェクトです。
今日は、こちらのプロジェクトに参加されている研究者の先生と、色々とお話をさせていただきました。

僕は僕で、今のイヌ業界に対して色々と思うところがあり、研究者の先生も自身の研究を飼い主さんや、イヌのために役立てたいという思いがあり…
そこで、一緒に何かできないだろうか?
いや、きっとできるはず!
そんなことを思いながら、色々とお話をさせていただきました。
かなり熱く語ってしまいました……

今はまだ、何か具体的にどうこうというわけではありませんが、たくさんお話をさせていただいた中に、今後一緒に何かできるであろうことがいっぱいあるように思います。

CAMP-WANのサイトにもあるように「イヌの研究」というのは、実はまだ始まったばかりです。
「わからないことの方が多い」というのが、実際のところだと思います。
これから色々とわかっていくことが増えていく中で、トレーナーとして何かお手伝いができることもあるだろうと。

少しでも飼い主さんとわんこの笑顔と幸せのために、一緒にやっていければと考えています。
よし。元気。


CAMP-WANでは、研究にご協力いただける飼い主さまとワンちゃんを随時募集しております。
ちょっとでもご興味がおありの方は、是非CAMP-WANのサイト↓をご覧くださいませ。
ひょっとしたらあなたとあなたのわんこのおかげで、イヌの謎が一つ明らかになるかもしれません。

京都大学 CAMP-WAN