私たちの腸の中には約1.5kgもの腸内細菌が棲んでいて、その菌の集まりは一般的に腸内フローラと呼ばれています。

腸内バランスを整えるために腸に良いといわれる発酵食品の1つであるヨーグルトは、どうやって食べるのがおなかに効果的なのでしょうか?

ヨーグルトの効果的な食べ方としては、毎日食べることです。

腸内フローラのバランスは1日という早いサイクルで入れ替わっています。昨日食べたヨーグルトが今日の腸内環境に良い影響を与えているます。そのサイクルを絶やさないようにすることがもっとも重要なのです。

いつ食べるかという事に関して差異はあまりなく、好きなタイミングで毎日食べ続ける事です。

食べるヨーグルトの量としては、好きなタイミングで100g程度をとっていれば十分なようです。

腸内環境を整える細菌は、腸内で毎日のように死んだり増殖したりを繰り返して入れ替わっていますが、そのバランスは食生活に左右されます。

「野菜を中心にした食事、特に野菜や海藻、豆類などに含まれる食物繊維やその一種のオリゴ糖は、ビフィズス菌やフィーカリバクテリウム菌のエサになり、これらの菌を増やす働きがあります」

ほかにも腸内には、ビタミンやたんぱく質をエサにする菌など、様々な栄養素を必要とする細菌が棲んでいます。そのため、バランスの良い食事を心がけることが大切です。