若い犬と暑い夏。社会化やトレーニングは継続を! | Dog index スタッフブログ

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おやつを使わなくても、人と犬がよい関係ができる方法を
多くの方にお伝えしています。

Dog indexのMakikoです。

GWを過ぎて、夏日と言われる日が増えてきました。
これから梅雨が来て、梅雨が明けたと同時にもうその日から猛暑到来!!というのが
最近の夏ですね。

命の危険に関わる暑さが続くので、本当に気をつけながら過ごさなければいけないのですが、
パピーから青年期にあたる犬と暮らしている方。
夏の過ごし方、是非心に留めていただけたらと思い書いていきます。


◆社会化期~生後7か月くらいまで
「暑いから、涼しくなってからお散歩に・・・」なんて言っている間に、あっという間に
心が柔軟な時期が過ぎてしまいます!
健康第一ではありますが、涼しい場所でもできること。
お家でもできること。
安全にできること…たくさんあります。
是非、お家でネットや本で読んだ知識を試すのではなく、外部とのかかわりを持ちながら
パピーに適切な経験をさせてあげてほしい!と思います。

◆生後8か月頃から1歳半くらいまで
「お散歩デビューしたし、パピーパーティーにも参加して、他の犬にも慣れた」
という段階からも、実は要注意。

夏の期間、人間からしたらたった1~2か月だと思われるかもしれませんが、この時期に
他の人や犬、環境に触れる機会が無くなってしまうと、せっかく慣れたことに対して
警戒心や恐怖心が出てきてしまうことがあります。

例えば人間でも、
「子供の頃はイモムシとか触ってたけど、今はもうだめ」
「子供の頃はブランコ乗ってたけど、今乗ると酔うわ」

って、ありませんか?

これって、ずっと継続していたらほとんどの場合大丈夫だったと思うのですが
「一定期間触れていない(経験していない)期間」があることで、苦手意識が生まれて
きてしまうのだと考えています。

人間の場合はそれが「数年間」というスパンで起こりますが、この時期の犬にとっての1~2か月は
「数年」に該当するほど大きなもの。

たかが「暑い時期だけ」と侮ることなかれ!

若い犬と暮らしている方は、1日1日を大切に、猛暑の中連れまわす必要はありませんが
暑い中でも色々と工夫をして、苦手なものや怖いものが増えたりしないように過ごしてもらいたいと思います。

「どうしたらいいの?!」と分からない方は、どうぞ専門家にご相談くださいね。



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