私は、大学に行っていない。
なぜなら、
高校2年生の時に、
自分の進路をこう、決めたから。
「ホテルで働く。そのためにホテルの専門学校に通う」
当時、デニーズでバイトをしていたのだけど、
とにかく接客というものが楽しい、と感じていた。
(接客はいろいろある中で、
なぜ、ホテルだったのかは自分でも謎だけど)
なので、自分の直観が、
そこから揺らぐことはなかった。
そしてもう一つ…
当時、父と別居をしており、母子家庭だった。
大学に行ったら、経済的な負担がかかる…
2年間の短大だとしてもそれなりにかかってしまう…
そこで結局私が行くこととなった、
日本で唯一のホテル科しかない、
専門学校「日本ホテルスクール」には、
夜間部があることを知った。
そうだ、昼間はホテルで働けばいい。
学費だって半分以下だ。
所詮私は、座学の勉強よりも、
実地で体験して学ぶ方が肌に合っている。
私は羊年だけど、猪突猛進的なところがあり、
高校2年生から、学校見学に行った。
ここ以外、考えられなかった。
そして結果的に、
私が就活する年は、
多くのホテルが新規採用見送り、超氷河期の中、
私はホテルに就職することができ、
夢だったフロントクラークとして、
仕事をすることも叶った。
大学に行こうなんて1ミクロンも思っていなかったし、
いまでも自分の選択は正しかったと思っている。
前置きが長くなったが、
そんな私が、9月から女子大生に
子宮委員長はるちゃん時代から、
八木さやちゃんに変わっても、
ずっとブログを読んでいたけれど、
今、自分の理想の在り方と、
さやちゃんの実際に歩んでいる生き方が、
ばちん!とはまった!
家事をしながら、
家にいながら、
引きこもりのまま、
億を回す
何、何、このわくわく感
そんなの最高すぎる~~
数日、もじもじしながらも、えいっ!とポチした。
100万も稼いだことのない私が、
なぜこんなにも「億を回す」、ということに反応しているんだろう…
心当たりが一つある。
ちょうど今、私はある一つの仕事の手放しを終えたところだった。
私はその仕事がすべてだと思っていた。
この仕事は自分に合っている、と言い聞かせ。
この仕事仲間は最高、と言い聞かせ。
これを続けていれば、将来安定!と言い聞かせ。
でもその心は、つらくてつらくてたまらなかった。
相手のために動け。
相手のことを思え。
自分のことをさしおいてでも。
そんなフレーズを合言葉に
好きでもない人たちと好きでもない人たちのために、
好きでもない時間を費やしていた。
私はその「相手のため」を聞くたびに、
吐きそうになっていた。
自分がまず満たされなければ、
相手のために動いたって、いい循環は生まれないのに。
自分ではこれを続けていても、幸せにはなれない。
実は早い段階で、わかっていたのに、
なんでそんなにやめられなかったのか?
手放すことが単純に怖かったのだ、
お金の不安を解消できる、手段を。
その仕事は続けていれば、将来安定的な収入が入ってくる。
今のこの、不安定な経済状況の日本で、
財産は作っておかないといけない。
そんなある意味、「刷り込み」からの恐怖だけで、
ここまで続けてきた。
なのに、一向にお金はやってこずに、
むしろ破産状態。
愛犬のこと、家計のこと、
いろんなことが重なり、強制終了となった。
でも私はいつも、自分にこう聞いていた。
そしていつも、答えは同じだった。
「何にも心配しなくてよかったら、
本当はどうしたい?」
「 自分を商品にしてビジネスをしたい!」
「今の仕事は?」
「やめる!」
ようやく着手するときが来た。
誰にも強要されず、
誰にも振り回されず。
毎瞬毎瞬、自分の心地よいことを選択する日々へ。
そんな次のステージへと上がっている今、
さやちゃんの生活は私にとっての理想そのもの。
家で掃除をするとき、瞑想状態に入れる。
夫やワンコと過ごす時間が何より至福。
家族で食べるおいしいごはんやお酒は何より疲れを忘れさせる。
ワンコは介護状態になり、大変ではあるけれど、
愛犬への愛おしさがひしひしと感じられる時間。
そしてこの時間を世界に発信することで、
こんな薄味の幸せが何より心の栄養になることに、
気づいてくれる人がいたら、本当にうれしいこと。
幸せは未来にはない。
今ここにしかない。
幸せは人が運んできてくれるものではない。
自分で作り出すもの。
私は、億女大学に入って、
もっともっと、
そんなことをあらゆる角度で発信できる自分になりたいと思っている。
小林朋子
小町&アキと♡