隣にいるはずの君なのに

どうして

僕の顔を真っ直ぐ見つめてくれないの?

君の眼差しだけが、唯一の僕の自信なのに


あの過去が

今でも君のすべてを覆い尽くしているの?

見えない影がいつも君の後ろで

君のココロを支配しているよう


どんなに僕のコトバ届けても

いつもその影に吸い込まれてしまうんだ


嗚呼、本気になればなる程

君のココロをそのまま見たくて

嗚呼、好きになればなる程

君に嘘をつけなくなる


本気で好きな子じゃなきゃ

ガキくさい僕だから

こんなに、誰かの話を

聞こうと思えない


君の話を一生懸命に聞くのは

少しでも君に頼りになるって

想われたいから、だけなんだ


嗚呼、ガキくさい僕だから

君の涙の本当の意味が見えなくて、

嗚呼、君程大人じゃないから

伝えたい想いが

コトバにならず、もどかしいだけの夜が増える


賢くて器用な君と

気持ちだけ溢れがちな僕と


それぞれのコトバの種類は違うけど

伝えたい気持ちは一緒だよね?

僕はそう信じてる


明日、花を一輪持って

君に会いに行くよ


コトバ足らずだからこそ

花に力をかりて、

ただ

一つ伝えたい


君は僕の大切な人なんだ、と。