こんにちは

いぬとび書道教室です

 

「短期間で書道が上手くなる方法」を研究している、

ダメな方の書道家です真顔


 

本日、水曜日の生配信は「篆書体の基本」でした

 

 

 

篆書体って読めない!

 

はじめはそう思っていても大丈夫二重丸

 

形はユニークだけど、点画を伸ばしたり短くしたりしてるだけ

 

「むずかしそう…」って思ったときが

学びどきのGOです!ニコニコ

 

 

 

お手本通りに書きましょう!

 

はいはい、これね

よく聞く先生から聞くセリフですねひらめき

 

 

お手本でしょ?

はいはい

 

見てます見てます

ばっちり見てますひらめきキラキラ

 

 

 

書道デビュー頃のわたしです

 

 

しかしこの頃のわたしは

お手本を見ているようで見ていなかったのです!

 

 

 

今日は

「お手本の見るときのコツ」をお話しします

 

きっと今日からおお手本の見方が変わりますよ!

 

 

 

 

「お手本をよく見て」の「よく」ってどれくらい?

 

 

お手本はただ漠然と見ていただだけでは上手にかけるようにはなりません

 

 

書道教室などで

「お手本をよく見ましょう!」とは言われるけれど、

 

あなたはどれぐらい見ていますか?

あなたの「よく見る」はどれぐらいのものですか?

 

 

 

 

知らんぷりはてなマーク

 

 

 

 

そうなんです!

 

「よく見ましょう!」

ってだけでは基準が甘すぎる

 

 

ほかにも

「しっかりと見る」

「じっくりと見る」

「細かいところまで見る」

 

 

 

言葉では言っても

人によって基準が違うので

上手に書けない人にとってはわからない

 

 

「はぁ、しっかり見てるんだけどな…悲しい

自分なりにはお手本をよく見て書いているのに

いつも先生からは

 

「もっとよく見て」と注意される

 

 

 

初心者にはよくある話です

 

 

 

 

「よく見る」を視覚化してみる

 

 

伝統ある書道は職人の世界

 

 

手鳥足取り教わるものではありません

 

師匠の言葉から動きから習得していくものです

 

自分の目で見て

筆を動かして

何度も真似して

ようやく技術を習得する

 

 

 

 

 

 

 

 

いやいやいや

 

 

 

 

こんなの初心者には難易度高すぎるって!!

 

 

 

 

 

 

だったら、

誰にでもわかりやすいように、

言葉じゃなく、図で説明してみようじゃないか!

 

 

 

 

ではさっそく下のお手本を書いてみましょう

 

 

 

ちゃんとマネして書けましたか?

 

書いたものと、お手本を見比べてみてください

 

見比べるときポイント

 

机の上ではなく

目の前にもってくること

同じ大きさのお手本なら

重ねて見比べるのが一番です

 

 

書道を大人から始めたい方のための教室 講師いぬとび

 

 

 

 

できましたか?

 

 

 

 

どうでしょうか?

狂いなくぴったりお手本どおり!

 

という方は、

もうこの記事で得られる情報はありません(笑)爆笑

 

 

 

 

 

お手本どおりでなかった方は

このまま読み進めてくださいにっこり

 

 

では、次、このお手本ならどうでしょうか?

 

 

マス目が出てきて、マネしやすくなりました

 

小学校の書写はこの十字ますをつかって、「きれいな字」をわかりやすく教えています

 

 

 

そうです!

 

「マス目」をつくることで

 

「線の場所」をわかりやすくしている


 

 

ということは…

 

 

もっと増やせば

もっとわかりやすい!

 

 

 

さらに増やせば…

 

 

さらにわかりやすい!

 

 

ここまでくれば、

逆にきれいにまねできない方が難しいレベルですね(笑)

 

どのマス目に、どの線があるのか

詳しく見てとれます!

 

 

 

 

これだけは言わせてください

 

 

字は図形です

 

きれいな字を書くということは、

図形通りに線を引くということです

 

 

これが

 

「よくお手本を見る」

 

ということ!

 

とてもシンプル

 

 

 

 

 

図形通りに線を引きさえすれば

「あなたの字は必ず上手くなる」

ということをご理解いただけたでしょうか?

 

書道を大人から始めたい方のための教室 講師いぬとび

 

 

 

さいごに

 

 

どうしても

書道のように

芸術を継承していく技術は言語化が難しいです

 

初心者のときは

この日本独特の技術の教え方に

慣れるまでに時間がかかります

 

 

あいまいな表現

抽象的な言葉

 

 

 

私自身も筆法を説明するときに

とてもあいまいな表現をしているなーっと

反省する毎日無気力

 

 

 

なんとなくわかったような、わからないような…

まわりの様子を伺いながら、なんとなくスキルを磨こうとする

 

 

これでは時間がいくらあっても足りないですよね?

上達までにすごく時間がかかってしまう原因の一つです

 

 


 

 

 

 

そんなときは

使えるものは何でもつかって

技術を分析し、もっと合理的に習得していきましょう

 

 

しなくていい努力は

しなくていいんです

 

 

 

それではこのへんで!

 

いぬとび書道教室

 

 

 

【ポッドキャストでも毎日しゃべくってます😊】