本日の漢字【失】

 
こんにちは、いぬとび書道教室です。
 
今日の漢字は「失」です。
 
漢字の成り立ちは、人が手足を動かして踊りまわってる形。
神に祈りを捧げてうっとりとした状態となり「我を忘れる」こと。
「自失」から「うしなう」の意味になりました。
 
 
何かにとらわれている時は、自分を見失います。
今回は、強烈な思いにとらわれた時の対処法をお話します。
 

自分が何かにとらわれてしまう経験はありませんか?

 

皆さんも、きっと一度はそんな経験をしたことがあるのではないでしょうか?

 

 

私も以前は、強烈な想いに囚われ、自分を見失っている時期がありました。

 

以前事務員をしていた頃、私はミスが多く、気をつけてはいても、同じようなミスを何度も繰り返してしまうポンコツでした。

 

今にして思えば、まったく事務員という正確さを求められる仕事に向いていなかったのでしょう。

 

ミスを繰り返してしまう自分に腹が立ち、そのたびに自分を責める日々。

本当に悔しくて悔しくてたまらない気持ちでした。

 

ふとした瞬間に、ネガティブな思いが頭をよぎり、胃が痛くなるほど。

 

夜寝ているときでも、ネガティブが頭をよぎってしまったら最後。

一度中途覚醒したら、、もう眠れませんでした。

 

 

睡眠不足から、またミスを連発する。

もう、それはヒドい悪循環です。

 

そんな時、私は書道に出会いました。

書道から瞑想効果が十分にあると気がついてからは、書道による瞑想で自分が囚われてしまう強烈な思いを、積極的に追求できました。

すると、逆に囚われない状態に戻すことができたのです。

 

具体的には、ネガティブな思いを自覚し、その感情や痛みに向き合い、受け止めることを意識します。

 

まず、ミスをした状況を思い出し、そのときの自分の感情に気づくことから始めます。

 

そして、その感情に意識的に向き合い、じっくりと観察します。

 

 

そこで、自分にどんなことが起きるのか、自分の体や考えがどのように変わるのかを見極めるのです。

 

 

その結果、自分がどんな思いや行動にとらわれているかが明確になります。

 

 

そして、その逆の状態を意識的に探り、受け入れることで、ネガティブなループから抜け出せるのです。

 

 

瞑想は言葉で説明するのが難しいかもしれませんが、実際に試してみることで理解できるでしょう。

 

時間を決めて、積極的にネガティブな感情に囚われる時間を作り、自分の心を見つめ直してみてください。

 

そして、どんな状態になるのかを観察しましょう。

 

最初は少し難しいかもしれませんが、何度か繰り返してみると、自分がネガティブにとらわれない方法が見えてくるはずです。

 

その経験を通して、自分の心を理解し、よりポジティブな状態に近づくことができるかもしれません。

 

瞑想にはさまざまな効果がありますので、興味がある方はぜひ実践してみると良い結果がでると思いますよ。

 

 

 
それでは、このへんで。