本日の漢字【負】

 
こんにちは。いぬとび心の書道教室です。
 
今日の漢字は「負」です。
人がかがんでいる形と、貝の形で「お金」のこと。
人が財産やお金を背負う形から「せおう」の意味になり、「こうむる・負ける」の意味にもなりました。
 
私は、経験も実力もないところから「いぬとび心の書道教室」を開業しました。
 
新しい挑戦に対して、様々な不安やリスクを感じることもあります。
 
しかし、私たちが一番意識しないといけないリスクがあります。
 
今日は、確実にやってくるリスクについての話です。
 

 

 挑戦にはリスクがつきもの

 

大きな挑戦にはリスクが伴うことがあります。
 
時間だったり、お金だったり。
 
挑戦をためらうことでリスクを避けることをしている人に見えていないもの。
 
それは「歳をとる」ということ。
 
こうしている間にも一刻と一刻と時は流れています。
 
あなたは「いつかやろう」と、やりたいことリストばかり膨れ上がってはいないでしょうか?
 
私はやりたいことリストの中に「パラグライダーで飛ぶ」というものがあり、先日それを実行してきました。
 
私と友人が向かったのは熊本県の阿蘇山。
 
私たちが参加したのはパラグライダー体験コースというもので、山というよりは高い崖から飛ぶといったものでした。
阿蘇山から飛ぶパラグライダーは飛ぶ寸前までハラハラしましたが、飛んだ瞬間は一気に重力から解放されて、世界が止まったかのように美しく、心が震えるとはまさにあの時の感動のことをいうのだなと思いました。
 
飛んだ時間は30秒ほどでしたが、一人でパラグライダーを操作して無事に着地をすることができたの興奮しました。
 
はじめての体験は「いつでもできるけど、ちょっと手間がかかる」というものは後回しにされがちです。
 
目の前のことばかりに気を取られて、いつでもできそうなものや面倒なものからどんどんとリストの先送りをされていきます。
 
パラグライダーのように体をつかうものは、止まって考えているとどんどんと歳をとっていくので、どうしても現実的に不利になってきます。
 
阿蘇山に向かうまでは心理的にリスクはあっても、行ってしまえばこっちのもの。
 
行かずして、留まっていても状況は悪くなるばかりです。
 
こうなれば前に進んだ方がいいに決まっています。

 

 リスクを回避しても歳は取り続ける

 

 
あれこれリスクを避けた結果、歳をとってしまい、今度は「もう歳だから…」なんて言って結局挑戦すらしないことだけはやりたくないものです。
 
私の場合はせっかちなので「やりたい」と思ったら、5分以内には行動に移すようにしています。
 
とりあえず、どんな状態からのスタートであれ「前進」したことには変わりませんからね。
 
時間は有限です。
リスクを避けて、何も挑戦をしないことは、ただ歳をとる事だけのリスクしか残りません。
 
迷っている暇なんかありません。やりたいことがあったら、今すぐにでも手をつけましょう。
 

 

それでは、このへんで。