浅野和三郎をご存知だろうか?浅野和三郎は元軍教官を勤めていた人物。


日露戦争時の話しだ。教え子には秋山真之がいた。




NHKの超大作、司馬遼太郎原作の「坂の上の雲」で主人公である秋山真之だ。


世界最強の海軍バルチック艦隊を「まことに小さな国日本」が奇跡の勝利をおさめた実話だが。





この話しには驚くべき裏話がある。日本海軍の「戦艦三笠」で参謀を務めた秋山真之。



日本海軍はかの、東郷平八郎が最高指揮官につく。秋山真之は非常に優秀な参謀だ。



参謀とは戦略を練る、いわば日本の命運を握る「頭脳」である。




事実この大国ロシアに負けると「日本」は存亡の危機だった。まさに日本の命運をかけた戦いであった。


秋山真之は終戦後に浅野和三郎にだけ「秘密」の話しをしている。





浅野和三郎は当時「日本心霊研究会」?だったかな?を主催していた。


今で言うスピリチュアル研究の父であった。日本の心霊研究の草分けである。



その浅野和三郎にだけ秋山真之は打ち明けた。





秋山真之はバルチック艦隊がどのコースを通って攻めて来るか悩みに悩やんでいた。



秋山は風呂も入らず飯も食うや食わず。何日も寝ずに考えていた。秋山真之はそういう男だった。



それでもバルチック艦隊がどこを通って来のか悩みに悩んだ。





椅子に座って居ると「ウトウト」と睡魔が襲ってきた。秋山は半分夢の中にいた。



その時!!!!!目の前に対馬の大海原がハッキリと見えた、西から二列に並んだバルチック艦隊が通って行く。ハッキリと目の前で見えた。





ハッと目を覚ました秋山。夢だったのだ。しかし秋山参謀は確信した「これは神が見せた夢のお告げ」だと。



そして実際にバルチック艦隊が来た場所と風景は秋山が見た「夢」と寸分も変わらなかった。



ハッキリ言えば秋山が「夢」を見なければ日本の勝利は無かった。秋山真之本人が打ち明けた話しだ。



まさに神風だ。秋山真之はいろんな宗教を勉強して、のちにエリート軍人を辞め仏道に、入っている。今で言えばスピリチュアルに強い関心を持ち続け研究をしている人物だ。




だからこそ浅野和三郎を信頼して彼だけに打ち明けているのだ。



我々が住む日本を命がけで守った日本軍の英霊に感謝する。





その勇気を称える。そして、とても辛く苦しく悲しく寒さに凍え、痛みに耐え、心に深い傷をおい。どれほど辛かったのだろうか。


想像も出来ないが。ただご冥福を祈るばかりだ。




戦争は不幸悲しみしか産まない。人を殺して良い「正当な理由」など有るはずは無い。



世界中、人種や文化や価値観など関係無く、ひとり残らず地球人だ。



世界中ひとり残らずみんなが平和で安らぎに満ちて生きる事を願う。