DC New Comer
McFARLANE TOYS
DC MULTIVERSE
: THE JOKER (BATMAN:ARKHAM ASYLUM)
マクファーレントイズ
DCマルチバース
ジョーカー(アーカムアサイラム版)です。
「あのマクファが!」DCを、という衝撃から早2年。
驚く程のハイペースで現行シリーズから過去の「何時の何?」迄、縦横無尽に商品点数を増やし続けているマクファーレントイズのDC MULTIVERSEシリーズから、ゲーム「アーカムアサイラム版」ジョーカーのご紹介です。
米マテル社と平行してDCキャラクターの販売ライセンスを取得していたDCダイレクト社(1998~2012)から発売されていた、「可動とは無縁だが、当時の日本メーカーでさえ並び立つことの出来なかった造形・塗装精度を誇るDCキャラのアクションフィギュア」群でしたが、社名をDCコレクティブルズ社(2012~2020) と変更した前後より(恐らくコスト面からの問題でしょうが)至極のくるみ(全)塗装から他メーカーでもよく見られる成形色メインの仕様となり、その後再び社名をDCダイレクト社(2020.02~2020.08) に戻した矢先、DCダイレクト社は残念ながら会社組織自体が閉鎖となりました。
ここからは余談になりますが、同2020年には長年DCキャラクターを送り出していたマテル社からも、その販売ライセンスがカナダのスピンマスター社に移っています。
2007年にトイビズ社からハズブロ社にマーベルキャラクターの販売ライセンスが移った際には国内でもかなり巷を騒がせましたが、やはりと言うか何と言うか、日本ってあんまりDCには興味が無いみたいで・・・
個人的にはマクファから発売されるDCキャラってことで、発売前には期待3割、不安7割といった処でせめぎ合っていましたが、実際蓋を開けてみたら・・・?
マクファーレントイズと言えばもう皆さんご存じの通り、他メーカーには無い(如何にもコミック的な)リアル指向でハイディテールな商品の数々を発売しまくっていたメーカーです。
その仕上げも地色の成形色を生かしながらもウォッシング等の技法を駆使することで、只の成形色仕上げとは一線を画す仕上がりの商品を発売しまくっていたメーカーです。
原作まんまの姿で商品を発売していたDCダイレクトとは真逆な方向性ではありますが、それでも他メーカーに無い1ランク上のDC製品が出せるかも知れないという期待を持たせてくれるに値するメーカーな訳です。
個人的にはどんなに動くフィギュアでも、基本素立ちで特に可動に拘りが無い方なんですが、それでも壁を飛び越えてる姿や土台ありきで膝の曲がったPVCの固まりでDCキャラを出されても、メーカーのお仕着せを買わされてしまう様で中々手が伸びないのが本音です。
で、結局の処個人的にマクファから発売されたDC MULTIVERSEシリーズって一体どうなの?ってとこですが、他の商品含めて感想を言えば、
うん、極々普通で無難なフィギュアだね。
このジョーカーはまだタキシード全面にモールドがあるのでそこそこ見れますが、他のキャラは成形色仕上げでマクファならではなクセも無く、極論マテルがちょっとお高めだけど今までよりも製品のグレードを上げたシリーズを始めましたという感じ。
まぁ極々プレーンでいいっちゃぁいいんですけどね。
DCマルチバース
ジョーカー(アーカムアサイラム版)でした。
今回長々とマクファに対する個人的な戯れ言を書いていたら、「あっ」という間にお時間となりました。
本音を言うと、無難過ぎて何も書くことが無くてですね・・・
まぁ何年経ってもこんな調子で、何の足しにもならないブログではありますが、今後も皆さまよろしくお願いいたします。
2022.11.03 けいた
P「DCDと同じ7inchってとこはありがたいね」