ビールのウェブマーケティングと、スタバの起死回生策 | A View of dogbutt

ビールのウェブマーケティングと、スタバの起死回生策

◆メキシコのビール<パシフィコ >のUSでのウェブプロモーション
予算がないため$15milの広告予算をウェブにすべて投入。
30のショートフィルムをウェブで公開し、TVはなし。⇒LINK
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「ウェブに全力投球」しただけあって、メキシコ各地で撮影された30本の映像が収録され、ゲームもダウンロードできたりして、かなり作り込まれたサイトであるのは確か。スーパー8を使用してローファイな感じに仕上げた映像自体は、べつにぱっとしないけど。アメリカの大学生の好きそうな感じがびしびしと伝わってくるかも。映像版<Urban Outfitters> といったかんじ。
(と思ったら<Urban…>ってオンラインストアのみでひっそりと日本に上陸 してたんですね、びっくり。プレスリリースの「アメリカの最高峰セレクトショップ」ってのはいくらなんでも言い過ぎだと思うけど)
コンテンツを作ったのは、シアトルのクリエイティブエージェンシー<クリーチャー/Creature>
「資金的な理由でやむなく」WEBオンリーの展開にしたとのことだけど、いくらニッチとはいえビールのプロモーションがTV抜きで成立するものなんだろうか?キリン<極生> がそんなことやってたなあ。

◆USのスタバ全店がスタッフ研修のため3時間早く閉店 ⇒LINK  
アメリカではマックやダンキンの猛追撃を受け、ややピンチ気味なスタバさん。立て直しのため「バリスタの技術を向上させるため」火曜の夜に店を早く閉めて全社員研修を実施、に踏み切ったとか。
(アメリカのダンキンのコーヒーは相当うまくなったらしい、あのダンキンが!!)
アメリカのカルチャー業界やインテリ業界ではスタバは必要以上に(?)嫌われ迫害されていて、時たま何くわぬ顔でスタバのカップを持って打ち合わせに出たりすると、グローバリゼーションの手先のアホ扱いされることがあって困ります。いいじゃん別に。
以前<BRUTUS>に書いたことがあるけれど、日本ではエスプレッソやカフェラッテを一般に膾炙させた、という点ではスタバの功績はとても大きかったと思う。
全体のスタンダードが上がり、コーヒーを飲むときのオプションが増えたことは確かなわけで(「いやいや、スタバのせいで街の喫茶店がバタバタつぶれ、オプションは減ったんじゃないの」って意見もあるだろうけど)、そこから先はスタバの味が不満ならもっとうまいコーヒー屋行けばいいわけだし、コストパフォーマンスが悪いと思うならドトールやマックに行けばよろしい。
たしかにスタバがもう少しうまいコーヒーを出してくれたら、とてもハッピーなんだけど。
そういえば、日本に上陸して、あっという間に潰れてしまった<Peet's Coffee and Tea> というチェーンはとてもおいしかったのに。残念。