日本野球機構が、選手やファンにだまって公認球の仕様を変えていたというのはなんともショッキングな話でした。


「知らせて混乱を招いてはいけないと思った」というコメントに戦後の日本の教育の姿を垣間見た思いがしました。


原発事故のときもそうだったし、全柔連とか、相撲協会の不祥事などの対応なんかも見ていて、同じような違和感を感じることが多かったです。


これまでの日本では、頭がいい人、忍耐力が強い人たちは、隠すことに知恵を使ってきたのかもしれません。


総会シーズンであるこの時期、僕は色んな会社や団体の決算や事業の報告書に目を通す機会が多いけれども、とにかくわかりにくいものが多いです。


しばしば、国や自治体の特別会計がよくわからないというわれるのもその延長(頂点)のような気がします。


でも、時代は変わっています。もはやオープンでディスクローズの時代なんです。


誰でもわかりやすいものをつくるのが、本当に賢いと賞賛される時代になっているはずなんです。


尾崎豊が、かつて、大人との闘いの中で、悩んだのもよくわかります。



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