ラブ～幸せ通信～

みなさま、いつも暖かいご支援ありがとうございます。
今日も支援物資が届いております。
どうもありがとうございます。
大切に大切に使わせて頂きます。

みなさまにご支援のお願いです。
ワイドサイズのペットシートをご支援して頂けませんでしょうか。
数は少なくて大丈夫です。
いつもいつも、ありがとうございます。
どうぞ宜しくお願いいたします。

先日のアイちゃん幸せ通信に続き、同じ里親であるボランティアのKさんより幸せ通信が届きました

Kさんの旦那様はUKC湘南シェルターで犬や猫のお世話だけでなく、設備の修理、補修、改善とDIYの技を駆使しシェルターにはなくてはならない頼れる存在の方でした

今回はそんな素敵な旦那様の技もご披露いただき必見です！

寒川ボランティアのKです。
元猫棟福島出身のらぶちゃんの我が家での猫生、その後を綴らせて下さい。

猫棟のらぶちゃんが我が家の一員になり、
半年以上が過ぎました。
その間、らぶちゃんの耳が聞こえない事や、
らぶちゃん本来の性格を理解できる様になりました。
そして、らぶちゃんと他の猫達との暮らしを円滑に
なるべくストレスなく過ごす為の工夫をお伝えしたいと思います。

我が家にはらぶちゃん含め、猫が４匹います。
（のちに猫棟のカフェが加わるので５匹になりますが、そのお話は別の機会に。。）

らぶちゃんは、猫も人間も大大大好きです。
猫は小さい子供を嫌がる事が多いですが、
子供の来客があった時、おもてなしをしてくれるのは
らぶちゃんだけです。
（他の猫達は、ベッドルームに速攻避難します。笑）
猫が好きな子供達には大人気です。

猫も好きならぶちゃん、
耳が聞こえないせいなのか、それともらぶちゃんの資質なのか、
他の猫を執拗に追いかけ、捕まえた時にはがっちりと抱え込み離しません。
いちばんの被害者（猫）は、メス猫の「あくび」です。
あくびは大人猫ですが、身体が小さい（３キロ）せいか、
いつも標的になってしまいます。
（写真１：あくびにロックオンのらぶ）

私達は悩んだ結果、他の猫達が避難できるスペースを確保する事、
そこにはらぶちゃんが絶対入り込めない様にする事、
それ以外の家のスペースはらぶちゃんが自由に行き来出来る事を目標に知恵を絞りました。

我が家の２階の二部屋には猫ドアがあります。
その二部屋をらぶちゃん以外の猫達の安全地帯としました。
猫ドアは猫なら誰でも通れてしまいます。
なので、らぶちゃんが入れない様に、らぶちゃんには申し訳ないのですが
首輪と猫ドアに工夫を施しました。
（写真２：猫ドア）

猫ドアは、本来は外側の白い枠の広さです。そこに板をはめ込みました。
入り口は凝り性の主人がかわいい猫型にしてくれました。

次はらぶちゃんです。
猫の顔の形にくり抜いた幅よりもらぶちゃんの首の部分の横幅を広げるのです。
まずは、首輪に棒をぶら下げてみました。
（写真３：らぶと棒）

幸いな事に、らぶちゃんは首輪も首になにかぶら下げられても気にしない事が解りました！
これはもしかしたら上手く行くかも！と、私達は良くも悪くもらぶちゃんの「いろんな事を気にしない性格」に感謝しました。
（写真４：らぶ、棒とお昼寝）

アイスの当たり棒を大事に抱えて眠っている様に見えます。（笑）
ですが、この棒だとらぶちゃんが猫ドアの前で入ろうと身体をくねらせている間にすり抜けられる事が分かり、断念。
次は、首輪ではなく胴輪に直接何かを着ける作戦です。
（写真５：らぶとプラスチック管）

これはなかなか上手く行きました。が、胴輪にあたる身体の毛が擦れて抜けてしまいかわいそうなのでやめました。
あと、プラスチック管だと固くて危ないかもしれません。

やはり首輪がいいね、という事でホームセンターで身体にやさしくて軽いものを探しました。
それは小さなボールです。ゴムで出来ていて軽く、弾力性はありますが変形はしません。
猫ドアの前で身体をくねらせてもボールなのでぺちゃんこになったりしません。
それを首輪に着けてみました。
（写真６：らぶとボール付き首輪）

このボールがなかなかいい仕事をしてくれています。
らぶちゃんも軽いので気にしません。
今はボールの位置がだんだんズレて、首の両脇にきていますが大丈夫そうです。
寝る事も出来ます。
（写真７：らぶ、ボール枕に昼寝）

試行錯誤の結果、この仕様に落ち着きました。
ボールを着けられても気にしないどころか、枕にまでしてしまうらぶちゃんの性格にあっぱれです。

今のらぶちゃんのライフワークは、
入れない猫ドアの前で、他の猫が出てくるのを待つ事です。
この姿を見ていると私達はせつない気持ちがこみ上げて来ることも事実です。
（写真９：らぶ、猫ドアの前）

他の猫達は、寝ているらぶちゃんの様子を見計らって、
一階に降りて来て、ゴハンやトイレ、ブラッシングなどなど好きに過ごします。
たまに、らぶちゃんが下にいる時に他の猫達が降りてきてしまう時は
らぶちゃんをソファに係留します。
（写真１１：らぶ、係留中）

係留中は、誰かがそばに必ずいます。
紐がからまったり、首がつったりしたら危ないですから。

そんな紆余曲折を経て、猫４匹（のちに５匹）と人間二人の
生活リズムが整ってきました。

猫達には教えられる事が、本当にたくさんあります。
我が家の様に猫をコントロールする事を良く思われない方もいらっしゃると思います。
猫それぞれの性格を理解し、どこで線引きをしてどこを放任するのか、、、むずかしい事ですね。
でも、これが我が家のスタイルです。
どうか少しでもご理解していただければ幸いです。

最後に短いですが、眠い眠いらぶちゃんの動画をご覧ください。
（動画：don't disturb,,,love is sleepy）

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