臭いがしなかったフシギ | DOG POOL スタッフブログ

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DOG POOLスタッフたちが綴るよもやまバナシ

20年近く猫保護をやってきて

里親さんが決まらないまんま

ウチのコになることも多くて

1番多いときで13匹の猫たちと暮らしていました。


たくさん保護して

たくさん我が子となり

そして、それだけたくさんの子たちを看取ってきました。


ウチのコたちも

DOGPOOLの看取りボランティアでお世話をしてきた優太も

今年看取ったつくしも

みんな、亡くなる2〜3日前から臭いが変わってきました。


臓器が弱ったことによる最後の臭いで、

体臭や口臭から発せられる死前臭です。


消化器型リンパ腫になった

ウチのネコさん、

先週の火曜日に静かに息をひきとりました。


亡くなる日まで

毎日欠かさずしっかり飲ませてきた

EMX・ゴールド




これで治そうとは思っていなくて

とにかく症状が重くならないまま

その時を迎えることができますようにと、、、

それだけを願って飲ませていました。


飲ませ始めてから

シリンジを使えばムース状であれば受け入れくれたし、

そうやって食べさせたものの結局は吐く。という事もなくなりました。


ゴールドは

食べたものの栄養の吸収を良くしてくれるし、

お薬の場合だと、その薬の効きを良くする効果があるそうです。


亡くなる日の朝

顔をしっかりあげてお見送りしてくれました。


ワタシの猫ですから

飼い主の勘が働き

【今日中に逝ってしまう】と予感しましたが、

不思議なのは、今まで看取ってきたコたちのように、数日前から【臭いが変わる】ってことがありませんでした。


キツイとかしんどいとか

そんな事がないようにと飲ませてきたけれど、【死ぬ前の独特の臭いがしない】ことにも作用したのかな?と

EMの先生に質問してみました。


そのお返事↓

「死臭」については今まで何度も聞いたことがありますよ。

看護師さんや葬儀屋さんも驚いてました。

薬を使い続けて最後を迎えた場合、

内臓の酸化が急激に始まるので

当然ですね。

だから今はお通夜でドライアイスむっちゃ使うでしょ? 

じゃ無いと持たないそうです。

戦後アメリカから薬が大量に入ってくる前、戦前はそんな事しなくても一週間くらい大丈夫だったそうですよ。

ゴールドは血液に入るスピードが早く身体の隅々まで届き易いので、

酸化を防ぐ働きが強くなるのが影響してると思います。

ゴールドを飲んでも結果的にはお亡くなりになった方の親族の方が

「死際で辛い思いをせずに見送れた」
「ゴールドを飲ませて良かった」と

何人もの方が御礼に来て下さるのもそういう事だと思います。 

僕自身、例えばこの先、死に直面するような病気になっても
「ゴールド飲んでダメなら死のう寿命だ」と思ってます。

ゴールド以外の選択肢が無い。

このくらい決断と覚悟を決めさせてくれるものに出会えた事は感謝しかないですね。


ウチのコの不思議は

【死臭】の前の【死前臭】がなかったことですが、

内臓の働きが弱ってきたときに

内臓の酸化をゴールドが防いでくれたのかもしれません。


苦しまずに、

お顔も穏やかなまんまでしたので、

その様子にワタシの心もずいぶんと救われました。


我が子が困難な病気になったときや

余命わずかなときに

それに対してどの方法で手を尽くすか?は人それぞれで、


【自分ならこうする】


に従うこと。

それが1番なのだと思います。


だから例えば、

リンパ腫になったから

抗ガン剤治療もするし

ステロイドも使う。

と、飼い主さまがそう選択をされたなら、

【その治療をするのなら、平行してこんなことを取り入れたらもっといいですよ。】と、

飼い主さまの選択を応援し、

その選択をさらに良くするための方法をアドバイスできる店になりたいと思っています。


我が家の睡蓮が次々と開いています。


ウチの子がちょこんと座ってるような


そんな気がして

時間が許す限り眺めています。


ミホ🐝