私、今歯医者さんに通っている。
わりかし大きめな歯医者さんで、先生や看護婦さんもいっぱいいる。
私は、腕にじゃらじゃらをいっぱいつけた、シノラーを目指している浮浪者の武士だと思われているのか、かなり皆様がたの視線を一人占めします。
でも、シノラーになりきれていない、浮浪ものの武士といえど、なめられるのは嫌なので、私は、物静かなクールなガイ 訳して
クールガイ を演出しております。
今日を治療をおえ、
うつむき加減で、か細い声で
『ありがとうございました…』
と先生にお礼をいい待合室に戻る途中、
何故かそこにある謎の段差につまづき、
フンギャー!(;Д;)ギャー!
と
転びそうになったのに、ヘタしたら怒られてもしょうがないと思う位の大きな声をあげました。
私はうろたえました。
それは転びそうになったからではなく、今まで積み上げてきたクールガイというキャラ崩壊…
慌てて辺りを見回すと。
無論、いきなりデカイ声をあげるシノラーに全員が注目!!
私は泣きそうになりました。
すると、先生が微笑んで一言。
『大丈夫ですか?』
『ハイ(*∵*)』
今夜は枕を濡らすだろう…
だってゼッテー話のネタになってるもん!(;Д;)ギャー!
『ねぇねぇたまにくる派手な武士みたいな人いるでしょー?(笑)』
『あぁーシノラーね(笑)』
『今日あの人帰り際いきなり発狂して大声あげたんだよー』
『えーなにそれー!危なくない?』
『なんか先生の話によると、段差でこけて声あげたらしいけど、先生優しいからフォローしてるんだよ』
『だよねー。しかもあんな格好して、物静かとか逆にこわいよね。』
『もしかしてクールガイ演出しちゃってるんじゃない?(笑)』
『やだー!さむーい(笑)』
『それなのに、いきなり、フンギャー(;Д;)ギャー!とか叫び出すとか…危険すぎる』
『あんまり関わらない様にしたいねー』
『そうだよねー』
きっとこんな感じ(;Д;)ギャー!
シノラー ボロかす…(;Д;)ギャー!
じゃあ次からはとんでもねぇーフレンドリーファンキーキャラで登場してやる(`曲´#)グギギギギ