それじゃあ仲良くみんなでオソバたべましょうか、と言うときにニワトリが一言…
『私、蕎麦嫌い…オウドンがいい…』


それまでニコニコだった隣人の顔が一変した。


準々『ごめんなさい(;Д;)ギャー!』


キイロイトリ『おいおい!空気読めよ!せっかくオソバもってきてくれたんだぞ(`曲´#)』
私『そうですよ。みんなで仲良くたべましょうよ(・ω・`)』



ギクシャクギクシャク…(。ω゜)




とりあえずオソバを食べた…
むろん、全員終始無言で…
気まずい…気まず過ぎる…

私はこの気まずい空気に耐え兼ね口を開いた


私『そういえば、準々君はどんな、バンドをやってるの?(。ω゜)ワクワク』

それまでの重たい空気が嘘だったかのように、みんな便乗してきた

ニワトリ『そうね!教えて教えて!』

キイロイトリ『気になる気になる~』



みんな、無理して会話を弾ませようと、若干キャラが変わっているのは気になったが、せっかくのお客さんをこのまま気を悪くさせたまま帰らせるのは申し訳なかったので必死だった。


すると今までしょぼくれていた隣人は目をキラキラさせて答えた。


準々『殺戮と愛をテーマに歌っています(・ω・)』


三人の心の声『なんじゃそりゃ(。ω゜)絡みづれぇ~(・ω・;)話広げられねぇぞ…(・ω・;)』

とりあえず私は手探り状態で、切りだした。

私『すっ、すごいコンセプトだね…カッコイイよ!みんな似たり寄ったりのバンドばっかりだもんね!(。ω゜)ハハハハ』


私はとりあえず持ち上げてみた、すると無残にもニワトリ、キイロイトリの心の声が聞こえました…

『誉め過ぎだ…無理があるだろ…逆に馬鹿にしているようにすらきこえるのだが…』

すると隣人は


準々『ホントですかー?(*´∀`人)そんな風に言ってくれた人初めてです!うれしいです!うれしいよー(;Д;)ギャー!』


あっ、単純な人でよかった(。ω゜)ホッ



準々『でも、中々僕のコンセプトに賛同してくれる人がいなくて…(・ω・`)メンバーが見つからないんですよね…(・ω・`)』


『当たり前だろ…真面目にバンドやりたかったらコンセプト変えろや…』


我々のアンサーがシンクロしたのは言うまでもない。だが口には出せなかった。

再び重い空気に…

すると、何を思ったか隣人はいきなりほざいた。

準々『そうだ!これもなにかの縁です!この四人でバンドやりませんか?(。ω゜)ヤロヤロ』

三人『えー!(。ω゜)(。ω゜)(。ω゜)』


いやいや!(。ω゜)いくらなんでも安易過ぎるだろ!(。ω゜)アホカ!



準々『ちょっと、自分ち戻ってデモ持ってきます!すぐ戻りますね(。ω゜)バタバタ』


我々は彼の勢いにポカーンだった(。ω゜)ポカーン


ただ一言、こう言いたかった。

『鍵閉めておけ…』と




続く