健康診断について | 吾輩は獣医である!〜くるみ動物病院の日常〜

吾輩は獣医である!〜くるみ動物病院の日常〜

2016年4月5日
福岡市中央区唐人町に「くるみ動物病院」を開院しました
院長(通称:ドリトル)と、看護師の妻(通称:あすか)の奮闘日記です
ワンコのこと、ニャンコのこと、診療のこと、日常のこと・・・
などなど綴っていきますのでどうぞ見守って下さい!

こんにちは栗

気持ちは早くも秋の味覚に持っていかれてますが笑、

まだまだ残暑がきびしいですねアセアセ

 

台風は大丈夫でしたでしょうか??

こちらは朝にはだいぶ落ち着きましたくもり

 

 

この時期、動物病院から「秋の健康診断」のご案内が

くる方も多いと思います栗

 

飼い主さんから

「やっぱり健康診断した方がいいですか?」

 

「どのくらいのペースで健康診断を受けたらいいですか?」

 

「健康診断では何がわかりますか?」

 

などご質問をいただくこともあるので

 

今日は「健康診断」について書きます鉛筆

 

 

 

こちらは当院で掲示しているプリントですウインク

 

 

トイプードル健康診断で分かること

 

健康診断の内容は各病院さんで異なるかと思いますが、

主な検査は血液検査・レントゲン・エコー(超音波検査)・尿検査などだと思います。

 

血液検査では

貧血、腎臓や肝臓など内臓の数値、血糖値など

人が血液検査を受けた時と同じような項目を測定します。

 

レントゲン、エコー

胸やお腹の画像検査を行うことで

心臓や肺に異常がないか

胃腸、肝臓、膀胱などに異常がないか

血液検査だけでは分からないところを検査します。

 

尿検査では

尿の成分を検査し、糖尿や尿石などがないか調べます。

 

 

オッドアイ猫病気の早期発見につながる

 

普段元気に見えても

上記のような検査を行うことで

まだ症状の出てない病気の発見につながります電球

 

食事を見直したり、

定期的に検査をして経過観察したり

内科治療を始めるなど

できることがありますニコニコ

 

 

チワワ黒加齢スピードは人の4倍!?

 

記載のプリントにあるように

わんちゃんねこちゃんは人の約4倍のスピードで

加齢していると言われていますびっくり

 

なので年1回の健康診断も

人で言うと「4年に1回」の頻度ということになります。

 

シニア(約7歳)になるまでは年1回、

シニアになってからは年2回

健康診断がおすすめですクローバー

 

春の予防シーズンに健康診断を受けるわんちゃんねこちゃんが

多いので

その約半年後の秋も健康診断シーズンになりますね照れ

 

 

 

三毛猫過去の健康診断のデータが役立つ

 

検査項目には参考基準範囲が設けられていますが

実際はその子ごとに正常な範囲が少しずつ異なります。

 

定期的に健康診断をすることで

データを蓄積し

その子独自の基準範囲を把握することができますPC

 

データを比較することで小さな変化にも

いち早く気づくことができます乙女のトキメキ

 

 

ちょっと長くなってしまいましたがびっくり

参考にしていただけると嬉しいですスター

 

健康診断の内容や受ける時期など

かかりつけの動物病院でご相談してみてください爆笑

 

 

くるみ動物病院 わんわんにゃー

福岡市中央区唐人町3-11-57  電話092-406-5631

 

大濠公園、西公園から徒歩約10分

百道、大手門、赤坂、六本松方面からら車で約10分

 

前面駐車場も完備していますビックリマーク

 

公式ウェブサイト http://www.kurumiah.com/

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