腎臓の悪いワンニャンの来院が増えています | 吾輩は獣医である!〜くるみ動物病院の日常〜

吾輩は獣医である!〜くるみ動物病院の日常〜

2016年4月5日
福岡市中央区唐人町に「くるみ動物病院」を開院しました
院長(通称:ドリトル)と、看護師の妻(通称:あすか)の奮闘日記です
ワンコのこと、ニャンコのこと、診療のこと、日常のこと・・・
などなど綴っていきますのでどうぞ見守って下さい!

こんばんはドリトルです

 

ここ最近

体調不良で来院されて

検査で腎機能低下が見つかるワンニャンが多いですあせる

 

病気がかなり進んでからの御来院となるケースが多く

病状がかなり深刻です

 

もう少し早く、御来院頂ければ・・・

という願いを込めて、腎臓病のお話をさせていただきます!!

 

 

ワンニャンの腎臓は

ヒトと同じように

腰の辺りに左右2個存在します

 

 

腎臓は大まかに3つの大切な働きをしています

 

① 血液中の老廃物をキャッチし、尿に排泄

② 血液中の水分やタンパク質を再吸収

③ 造血ホルモンの産生

 

 

腎臓の機能が低下すると

 

① 老廃物が体内に蓄積する

② 体に必要な水分やタンパク質が失われる

③ 貧血になる

 

など、重篤な症状により命が脅かされます

 

 

診断は、血液検査・尿検査・エコー検査などにより

容易に行えますひらめき電球

 

 

血液検査結果により重症度が分類されます

 

 

ワンニャンの体調不良に気づいて御来院の場合には

 

ステージが進行した3期や4期がほとんどです

 

残されている腎臓の機能は3割以下になっていますあせる

 

 

ヒトの医療現場では人工透析が普及しており

血液中の老廃物を機械できれいにすることが可能です

 

 

しかし

ワンニャンへの応用は

様々なハードルがあり、簡単には実施できないのが現状です

 

 

病状が進行してからでは

治療方法が限られるため

可能な限り、早期に診断することが重要になりますビックリマーク

 

 

次回は

 

ワンニャンの腎臓病

早期発見のためのポイント

 

をお話します音譜

 

 

 

くるみ動物病院 わんわんにゃー

福岡市中央区唐人町3-11-57  電話092-406-5631

 

大濠公園、西公園から徒歩約10分

百道、大手門、赤坂、六本松方面から車で約10分

 

前面駐車場も完備していますビックリマーク

 

公式ウェブサイト http://www.kurumiah.com/

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