一昨日の地震があった直後というタイミングで、昨晩のセッションは主催スタッフさんのコメントにあったように「こんなことをしていていいんだろうか」という気持ちもあったが、始まればもう夢中で、自分の出番もはさんで5時間を超えるイベントはあっという間に終わった。それからまた一日が過ぎようとしている。夕食時にまた現地の映像がテレビに映し出されていた。「どこににげたらいいの?」と泣く子供をみた時は胸が苦しく見ているのが辛かった。
世界各国政府、団体、個人から支援の申し出がある中、同じ日本人でありながら自分は自分のことで精一杯、無力だ。
日常の楽しむことさえ何か後ろめたさが消えない。
楽しむことを自粛することで何の力になるわけでもない。何もできないから、せめて、祈ろうと思う。