GP2のモーター特性を調べてみたよ!(EADS Vol.8) | 「ちょっとまってくださいよぉ」

GP2のモーター特性を調べてみたよ!(EADS Vol.8)

ドSの果てしない野望計画、Endless Ambition of ドS(EADS)を進めるには、モーターの正確な制御も必要になってくる。
GP2のモーターはMT-1というもので、ステッピングモーターが使われていると聞いてる。

まずはネジを外してモーターの特定。


NPM(日本パルスモーター社)のPF42-48I3Gだった。
20Ωの抵抗で、減速比が1/120ということらしいね。
減速機能付きのステッピングモーターだった。

「I3G」という製品番号ドンピシャじゃないけど、こんな仕様になってるみたい。
https://www.pulsemotor.com/cgi/products/item_detail_3.php?id1=3&id2=10&id3=15&item_id=95
https://www.pulsemotor.com/cgi/products/item_detail_3.php?id1=3&id2=10&id3=16&item_id=104

励磁方式は2-2相。
ステップ角度は7.5°。

2-2相励磁方式だから、こんな感じでパルスを送れば、1ステップで7.5°回るはずだけど、減速比が1/120なので0.0625°になる。


360÷7.5×120=5760だから、5760ステップで1周かな。
GP2赤道義には144枚のウオームギアが使われているから、さらに144倍で・・・

5760×144=829440ステップ。
1ステップで赤道義が0.000434028°動くことになる。
これは、1.5625秒角。
この角度がこのモーター限界の精度だね。

表にするとこんな感じ。


赤道義を1°動かすのに2304ステップ。
2.5°動かすのに5760ステップ。
90°動かすとなると、207360ステップが必要になる。

ところで、モーターの仕様をもう少し見てみると、電圧と周波数によるトルクの表が書かれている。

12Vの駆動電圧の場合、1秒間に400ステップ(400PPS)とすると、トルクがなくなってしまう。
つまり、この速さでは動かせないことになる。
せいぜい350PPSぐらいに抑えないといけないよね。

地球の自転周期は23時間56分4.1秒だから、86164秒。
ということは、恒星を追尾するためには、829440÷86164=9.6263となるから1秒間に9.6263回のステップでいい。

最高速度にすると何倍になるか・・・
350÷9.6263≒36。

恒星追尾の36倍が限界ってことだね。
DD-2コントローラーの速度切替の最速が32倍というのは、ここからきてるんだろうね。

で、頑張って350PPSでGP2を90°回転させると・・・
、207360÷350=592.5

592.5秒=9分52.5秒

ちょっとまってくださいよぉ~

自動導入には時間がかかりすぎかも><