ブログなんてやめたつもりだったけど、ちょっと許せないことがあったので


この場を借りて書こうと思います。



私は、ある金融企業に勤めている。


業務内容は、個人や中小企業を対象にした貸付け。


金額もリテールマーケットということで、だいたいが100万円以内と小額。




私が憤りを感じたのは、3月11日の東日本大震災に対する当社の対応について。


東北地方はもとより、茨城県や千葉県の沿岸部等、今回の震災で少しでも被害のあった


土地に対しては今後事態の収集がつくまでは貸付業務を行わないということ。



この事態で、被災を受けた人を対象にまったく融資を行わないなんて、


国内復興という日本全体の方向性から大きく逸脱していると思う。


つまりは、少しでも危険性のある顧客に対しては、それがその顧客の復興にとって


必要不可欠であろうとも限らず、融資をしないということ。


自分はまったくリスクを負わない。がんばれ復興!日本!と他人行儀。



こういうときこそ、金融企業は存在意義を問われているのではないかな?


多少のリスクを負ってでも今は日本の政府・企業・個人が一丸となって復興に向かうべきとき。


それなのに、いいとこどりの傍観者の金融企業は全く存在意義がないのではないか。