子どもが生まれてしばらくたつと、周りから英語教育の話が聞こえてくる。
子どもは耳がいいから、早めにしたほうがいいよ
英語ができなきゃなにもできないわよ
イオン的なものにいけば(信じられないだろうが、イオンがなかった)
ディズニーのお高い英会話教材を進められる。
「この音聞こえませんよね」
「ですよね」
「でも子どものころから耳を鍛えれば聞き分けられるんです」
あれって、本当だろうか。
youtubeの自動字幕を見ていると、機械のくせに堂々とRとLを間違えているときがある。
あいつらは文脈で判断できないから、余計に間違いが多い。
ネイティブは音を本当に聞き分けているのだろうか。
日本語だって、我々は聞き分けているのだろうか。
聞き分けているのではなく、文脈で補っているのではないのだろうか。
手渡されたサンプルを見ながら、ぼんやりと思う。
DVDにうつる子どもたちは楽しそうに英語をしている。
先生もキャラクターもきらっきらだ。
ところで、私はこの英語教材のテンションの高さが苦手だ。
なーにが へロー エブリワン だ。
なーにが レッツ シング ア ソーングだ。
静かにたんたんと教えろ。
ついでに言えば、ディズニーのキャラもささらない。
生まれてこのかたこの資本主義の王様ネズミをかわいいと思ったことがない。
そうなると、私が惹かれる教材は
人気キャラを使わない、テンション低めの抗議教材となる。
最悪だ。
こんなの子どもがくらいつくわけがない。
自分にもストレスなく、英語が楽しめるものって何だろうと迷走が始まった。
最近、家の中でじっとしていることが多くて、
これを買ったらあたたかくてとても助かった。
タイツの上からはけるのがいい。
外出にはむいてないかな。