昨日から、松山で珍しく雪が積もりましたDASH!


すぐに頭の中で思い出しました

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winter fall


🎵真白な時は風にさらわれて
新しい季節を運ぶ
こぼれだした手の平の雪は儚くきらめいて


色づきはじめた街
気づけば乗り遅れたみたい
目を閉じた僕は冬の冷たさを
今でも暖かく感じている

雪原の大地に二人きりの吐息が舞う
つないだ指先に大切な気持ちをおぼえたよ

駆けだす世界に心奪われて
無邪気な瞳にゆれる
降りそそぐ雪は優しく笑顔包むから
僕は永遠を願った





はい、個人的にラルクの中でベストオブベストの曲です!!






リリースされたのが今から20年前の1998年1月☆


ラルクとしては初のシングルでオリコン1位を獲得した曲。


売上枚数は約85万枚。




当時は、レンタルショップでCDを借りてMDにおとす。


その頃、流行ってた曲の中の一曲として聴いてました。



その後、ラルクを好きになって全曲聴いてから、この曲の歌詞の意味などを探っていくうちに、色々な意味でターニングポイントになってた曲だと思ってます。


普通に上記の歌詞だけ読めば恋愛ソングにきこえるかもしれませんが、そこはhydeさんの比喩に比喩を重ねた歌詞なので奥が深いんです。



1996年の冬、ブレイク真っ只中の時、当時のドラマーだったsakuraさんが覚醒剤所持で逮捕され、ラルクが約一年間、活動休止になりました。


活動再開して最初に出したのが「虹」でしたが、その曲のドラマーだったyukihiroさんはまだサポートメンバーでした。


その後、東京ドームでの復活ライブを経て、正式にラルクのメンバーになり最初にリリースしたのが「winter fall」です。

当時の心境を思ってhydeさんが書いた詞なのかなとも思います。(以下の歌詞のあたりが、sakuraさんのことをうけてから復活できた後で書いたのかなと)

🎵
「彼女が見つめていた
窓辺に置かれたガラス細工
透明な雪の結晶の輝きを
思わせては切なく重なる

心の螺旋よりさまよいつづける僕に
過ちは突然目の前をふさいであざ笑う

真っ白な時は風にさらわれて
新しい季節を運ぶ
今も胸に降り積もる想い眺めては
見えないため息を浮かべた

そびえたつ空囲まれて 
ふるえる肩を癒せない
こごえる雲に覆われて
しらん顔でもえる太陽

静寂の彼方に汚れない君を見つめ
遅すぎた言葉はもう届かないね

〜省略〜


僕はなくした面影を探してしまうけど
春の訪れを待ってる」🎵





kenさん作曲ですが、デモを最初に聴いたhydeさんが思い浮かんだのは冬ではなく夏のイメージだったとか。




そこから、メンバーやプロデューサーのアレンジが加わり、世間一般でも冬の名曲として知られるようになりました。


ラルクファンじゃなくても、この曲を聴けば「あー、ラルクね」ってだいたいわかると思います。


良くも悪くもhydeさんの歌声の特徴が存分に発揮されてます。裏声、渋い低音、ねっとりとした歌唱。


でも、お笑い芸人がTVでよく真似てる歌い方は少々、度が過ぎてるようにも思います。笑


ミュージックビデオでは、雪原の中でメンバーが演奏していますが、そのイメージ通りの曲です。


スキー場とかでかかるとテンションがあがるはずです。



流れるようなメロディと、yukihiroさんのシンプルなドラムさばきがぴったり合ってます。

これは、yukihiroさんがまだラルクに加入したばかりで、他の3人のメンバーとはまだ探り合いながらアレンジした様子が伺えるし、あの頃にしか作り得なかった絶妙なバランスだったんだと勝手に思ってます。


それが後に出るアルバム「HEART」の世界観であり、ラルク史上最高傑作の呼び声が高い名盤になったんだと思います。



それからラルクの全盛期が始まるわけですが、、


この曲の醍醐味は、

ボーカルの歌唱と歌詞の世界観
ギターが奏でる哀愁と冬を連想させる音色
ベースのうねり具合
ドラムのほぼほぼスネアとハイハットだけで叩く潔さ


ラルクのオリジナリティが凝縮された名曲です。


この時期に是非聴いてみてください!!




カラオケでも、ラルクの中で1番歌ってます。でも、これが限界です。

音域が広い、、、

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長々と書きましたが、読んでいただきありがとうございます。