Hata's Mattersその昔。といっても今年の1月まで東麻布にHata's Mattersというバーがあった。ご存知の方もいるかもしれない。いつも最高の酒を飲ませてくれるバーだった。モヒートは言葉では形容できないほど美味く、巧かった。マティーニはそのパワーに圧倒された。量もまた他のBarとは比にならなかった。フローズンはその解けるスピードと共に、身も心も溶かすようだった。主人と空間は見事だった。今年の1月、主人のハタ氏が旅に出ることになり、Hata's Mattersは東麻布から姿を消してしまった。数多く居た彼の酒の信奉者たちは、未だ飲める店を探していることだろう。コスモポリタンな人々の舌や内臓を満たすことのできた、最高の酒を知ってしまったオツリは、味と官能を求めて彷徨うことだった。ハタ氏がHata's Mattersと共に旅を終えるまで、僕らは探し待ち続けるんだろうな。久々にお会いする機会があって、そう感じた。ハタ氏はHata's Mattersとともに、出張中というわけだ。