今TBSで99年の愛という連続ドラマをやっていますが、

差別と戦争がテーマみたいですが、


これは私は関係があるので、録画して見ようと思っています。



私は本来だったら日系米国人の4世にあたるので。



一世の曾祖母はやっぱりドラマみたいに博多から写真だけのお見合いでアメリカの曽祖父の元へ来て、


二世の祖父母は日本なんて知らずに育ったアメリカ人だったのに、戦争が始まると、日系だという理由で長い年月収容所に入れられました。で、その中で出会って結婚しました。



日系人だけで形成した442連隊というのは実は有名で、凄く強かったとも言われてますが、そんなの当然だと思います。自分達がアメリカ人だということを命をかけて証明するようなものですから。


あとになり祖父母が70歳近くになってから、アメリカ政府から謝罪としてほんの10万円が送られてきました。自分の国民を施設に閉じ込めて、本当にひどいことをしたのに。


私は日本大好きで、日本に生まれて良かったと思ってますが、それは戦後になって祖父母が勇気を持って日本に帰って来てくれたからで感謝しています。でも、帰って来ると言っても祖母には初めてで、身寄りもなく大変だったと思います。


一族の半分以上はアメリカに残って当然ですがアメリカ人ですが、やっぱりそちらの親戚と会うと、言葉は違ってもすごく親近感を感じるのは不思議です。



でも考えみたら、結局祖母は死ぬまで日本には帰化しないでアメリカ人のままでした。アメリカで生まれて娘時代を過ごして、自分の妹もあっちにいて、たまに帰国すると英語をしゃべる祖母は別人のように生き生きしてみえました。やっぱりアメリカを愛してたんだと思います。


戦争というのは本当に無意味で、人の命や人生の価値がゴミみたいに軽くなる異常な事だと思います。