社会人になってからの私は、お金もかせぎ、社会性も身に付けました。


そのころ妹と「親を反面教師にしよう」と話した覚えがあります。苦しみが話し合われる事は1度もなく、それは凍結されました。


当時、心の支えだった彼を失い自分には何にもない…そんな孤独でした。


結局、帰るところは家しかありませんでした。


それから、
何も波風はないけど、心が苦しくてたまらない時期に入りました。


大企業に入り、同僚や先輩にも恵まれ、色んな自信や楽しさもありました。


でも、本当の自分…をいつも探っていました。


このままじゃいけない…やりたい事を見つけて、お金を稼いで家を出なければ…

結婚や家庭を持つことは私に取って何の幸せでもなく、もう男の人を好きになれる気もしませんでした。

仕事に自分の居場所を求めた気がします。



気が付いたら、何だかとても強い私…になっていました。外面だけ。


その頃の私は人は一人、色んなものを身にまとい、強くなる事が生きる術…みたいになってました。やる気をふるい起こしてました。


得意の観察力で人の心を解った気になって、意見も心では聞き流していました。



でも中身は弱かったです。


それからしばらくして、体調を壊し、仕事を辞めました。


休む自分が許せなくて、契約の仕事や習いごとや免許を取りました。


そのあと摂食障害になりました。