少し報告が遅れましたが、一昨日、今年2件目の物件の決済が済みました。
また新規の銀行との取引がスタート出来ました。
今年に入り、二つの銀行と新規で取引が出来るようになり、中々順調かな、と思います(笑)
ただ、私は過去、結構キツイ事に会っていますので、順調になればなるほど、少し臆病になるところもあります。
まあ、あまり調子に乗り過ぎずにコツコツと進めて行ければな、と思っています。
ここ最近、不動産に関して少し相談を受けることがあります。
話を聞いて思う事は、一般に出回っている書籍の影響をかなり受けているな、という事です
書籍を読んで勉強する事は素晴らしい事だと思います。
何も勉強せずに飛び込むのは余りにも無鉄砲です。
ただ勉強するのは良いのですが、自分の属性(立場)をキチンと把握した上で、読むことをお勧めします。
私はここで何度も言っている事ですが、不動産は元来、お金持ち(資産家)の投資方法です
地主さんや資産家が、余っている土地(資産)を運用するために行うのが、所謂、不動産投資です。
なので、金融機関のプロパー融資に関しては、第一に、金融資産を重きに置きます。
まあ、これが「晴れた時に傘を差しだす」、と言われる所以でしょうね。
でも、仕方のない事です。
また話が逸れましたが、元来、不動産は資産家の投資方法でしたが、私たちの先輩大家さんたち(殆どが一流企業のサラリーマン)が、自分の安定した給料を担保にする、という形で、不動産を融資で購入できるようにアレンジしてくれた、ということです
なので、安定したそこそこ高い給与収入がある、というのが一般の方が不動産を購入する上で必要条件になってきます。
実際に、収入が安定しない事業主には融資の審査は厳しいです。
一流企業のサラリーマンの方が1億円の融資を受けれて、不動産のプロである宅建業者の社長さんが融資が通らない、という事も普通にあります。
私に関しても、今回新規で取引できているのは、今年一つの物件を売却できたという事で、金融資産が評価された部分が大きいと思います(一つの金融機関からははっきりと言われました)。
サラリーマン向けのアパートローンという形態も、今後縮小してく傾向ですし、普通の方が不動産に取り組める機会もドンドン少くなっていく事と思います。
今年、来年の前半位までがチャンスかもしれませんね。