さて、色々な事に興味を持つものなので、たまたまある関係会社の従業員の方が、退社され関係者で送別会を行った時のことです。 場所は、千葉の某所焼肉店、ほぼ全員が車です。 これは都心部を除けばごく普通の事。 そして、もう一つ当たり前のことが、車なら絶対に飲まない。
そこで、何を飲むか? これ行こう! モXティー=ノンアルコールビール、ただし、0.05%以下だったと記憶しています。 一人を除けば、全員飲める口なので、本来なら全員が飲みたい所。 かといって、代行運転を頼むほどのん兵衛はいないので、まあ、どんな味がするのかということで、みなこれで
「乾杯! 」
しかし、口に入れたとたん皆、何この味は??? チュウハイのアルコールが抜けた間抜けな味がする??
「まあ、こんな物飲むのが間違えだね!」
こんなの飲むとまともなビールが欲しくなる。 でも車。 なんとなく物足りなさが他のメニュー追加に拍車がかかって皆馬鹿食い???
数日後、この送別会に仕事で参加できなかったTLのトラックテストドライバークンから
「キXンXリーを飲んだ事ありますか?」
「いや、まだだよ。」
「ちょっと期待できますよね。 だって、最近の第2、第3のビールの中には、ビールと殆んど同じか、結構美味いモノだってあるし・・・。」
彼は、以前からビール大好きで、昨年禁煙を成功させたので、非常に味には興味が出てきたようで、本当に美味しいものが、良く判る。 しかし、仕事中に例えアルコール0.00%以下とは言え、飲む気にはなれず・・・。
価格も 350mlで145円! 決して安くはありません。 メーカーにとっての自慢は、アルコール0.00%。 味は、似て否なるモノ以下! ノンアルコール(ビール)として売ろうとする事自体、何かの間違いのように思えます。 昔で言うTPOを弁える事の方が重要! でもって、飲んでみようと思い購入、早速何時もの?ように・・・!
「ん??? ・・・・・・」
やはり、アルコールが入っていなければビールとは、似ても否なるではなく、全く前と同じ。 こんな物いらないような味です。 すぐさま、何時ものビールに切り替えて、やっとホットした感覚。
この製品のメーカーさんは、以前お付き合いがあってその実威力は多分業界No.1。 勿論一時期、ふんぞり返っていて、一気にシェアを失い景気のいい時期の年代層はなかなか当時の繁栄を忘れられない部分を持つなどいろんな年齢層の方々がいましたが、ある時、出入り業者をパートナーと呼ぶようになった頃から変わり始め、着実に力を発揮し始めています。 だから、ちょっとだけ期待したんですが・・・。
発泡酒も第3のビールも、基本はビールもどき! 単に酒税の問題で躍起になって開発競争が起こったもの。 結局このまま行くと、日本人は本物のビールを知らない文化を創っているだけで、この様な開発が必要なものなのかとさえ思えてきます。
ビールを飲むのであれば、その時のシチュエーションを考えるべきであって、アルコールを飲む事が出来ない時にこの様な飲料を飲む必要があるかは個々の判断ですが、飲んでみれば味は異なり、ビールが飲みたくなる。 まして、車を運転していて飲めば、
「やはり物足りない。 ビールが飲みたくなる。」 ⇒ 「ちょっとだけ・・・」って事になりかねない。
場をわきまえない商品・開発とは、まさにこの事のように思えます。 技術力を誇示したようなところがありますが、肝心の味は、なんら従来品と変わらない。 単にアルコール0.00%を言いたい技術優先的商品なんか、いりません。