この時期にと言いたくなってしまったのが、日産のフェアレディZ。 勿論この車両自体を否定するわけでは在りません。 あくまで、そのマーケティングのあり方なんです。


米国の価格 : U$30,000 = 285万(1U$=95円換算)

国内価格   : 345万(税抜き 6MT)


多分、この価格設定は、米国のマーケット重視、円高に移行する前の1U$=115円で設定されたものだと思いますが、 この車両のスペックを考えて欲しいのです。 どう考えても、この価格差は、ありえない。 米国で生産されるのであれば納得ですけど。 まして米国の自動車産業のことを考えればこの車両はプレミア的に販売すべきではないでしょうか?この様な車両が今後の中心になる訳ではなく、あくまで趣味性のある(勿論アメリカでは通勤の足でもあります。)車は、一般の方ではなく、裕福な層への販売ですから、プレミアムな価格で売らないと製品価値が無くなってしまう。 しかも、国内の方が高い。 勿論仕様の違いなんて言い出すでしょうが、これは、ダンピングと言われかねない。 何時までも米国市場が、この様な車両を好むからと思っていてはいけないと思いませんかね、日産さん! 正直、ポスト新長期のディーゼル車のNOx測定をした時に、おいおい日産さん大丈夫? 技術で押していかないの? 小手先でやっては、ディーゼルでは駄目ですよ! ガソリンのようなトリック的ECU制御をしていったら、またディーゼルは目の敵にされる。 そう思っていながらも、早期に投入した点を考慮して、目をつぶっていましたが、このような価格差を造ったりするようでは、ちょっといかがなものか?って思ってしまいます。


 ゴーン氏率いる日産は再建に関しては、 確かに非常に飛躍的な再建を行った。 でもそれ以後本当にマーケットをリードするような製品は出てこない。 まして、Zのような車を何時までも夢をもう一度(アメリカでのヒットなど)なんて発想自体製品力が無いと感じてしまいます。 そしてこの価格設定! 日本とアメリカのユーザーをちょっと馬鹿にしていませんか?と言いたくなる。


 TL的には、スポーツカーの市場を否定しません。 通勤にしろ普段の足にしろ楽しい車に乗ったって良い訳ですから。 ただし、このご時世ですから、3.7Lのガソリンなんて時代錯誤でしょう。 もしスポーツカーをコーディネートするなら、1.6Lのバランスシャフト付きディーゼル(ただし、アルミブロックではなく鋳鉄ブロック: 最高燃焼圧力ではアルミはまだまだ不利です。 水平対向でも良いですね!)で160馬力程度にしてMBのSLKのような車として前後の重量をバランスとって、勿論収納可能なコンバーティブルに! 3.7LV6より1.6L直4の方が僅かにスペース的に有利ですし、トルクは280Nm程度は出せますから、日常の加速なんかは十分。 そして燃費は倍近くになる。 Zの名前をつけたくないのなら、初期にシルビア(数百台しか作られなかったやつです。 知っている方少ないでしょうけど。)を思い出させるようなデザインだって結構新鮮! そんな次の時代のスポーツカーを今から考えていかないと、マーケットは常に変化している。 GTRで若者の車離れを取り戻そうなんて考える事自体、ゴーンさんのマーケティングには疑問です。 今後の車社会、環境重視しないと先が無い。 (燃料だって同じことと思っています。)


 もう一度戦略を見直してはどうでしょうか。 その前に、この価格差を作るマーケティングの考え方自体、既に現代のマーケティングから外れているように思うのは自分だけなんでしょうか?




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