既にご存知の方は多いと思いますが、次期プリウスの販売は、トヨタの販売系列全社で行われるようです。 簡単に表現すれば、何処のトヨタの販売店に行ってもプリウスがあり好きなところで購入ができるわけです。 同時に、その価格帯も、従来のものから大幅に下げ、現行のSスタンダードが226万8千円を大幅に下回る180万前後での価格設定みたいです。 この価格は、誰にでも手が届く価格帯で何処の店でも薦められるものと考えると、かなりのヒット車両になると思われます。 同時にハイブリットの車種を大幅に増やし、コスト削減に努力し、ハイブリットの優位性を市場に植えつけるようです。


 ちょうどこの次期には各社から最新ディーゼルが売り出されハイブリットとの一騎打ちの思えますが、ちょと待って下さい。 そう意識するのは、メーカーの勝手であって、ディーゼルにするかハイブリットにするかは、正直ユーザーが決めるもの。マーケットをメーカーが決められてはたまったものではありません。 以前触れたハイビジョンレコーダーのブルーレイとHV-DVD にしたってどちらかというとメーカー・ソフト間の圧力に東芝が負けたという感じです。 実際にHV-DVDを大画面で見てみればなんらブルーレイと変わるところは無い。 東芝の戦略はそのか価格帯をもっと低価格に設定し記憶媒体DVDの価格をもっとリーズナブルにしていれば(特に日本国内で)状況は少しは変わっていたのでは無いかと思います。 しかし、今回のトヨタの戦略はブルーレイをHV-DVDより安く販売してコストダウンし、他社よりもハイブリットに関して技術的にもコスト的にも優位に立つ戦略です。 ディーゼル派のTLはこれに対して反発するかといえば大いに歓迎すべき行為だと思っています。


 基本的に石油燃料を使用する限り、もっとも効率の良い原油精製ではガソリンと軽油は1:1です。 欧州のように絶対的にディーゼル優位の状況は好ましくないのです。 その分ガソリン車も進歩してもらわないといけない。 高い製造コストを、量産効果で吸収しより身近にガソリンハイブリット車を供給する事は、ディーゼルの普 及を妨げるかのように思えますが、実際にディーゼル車とハイブリット車を乗り比べてみれば、一長一短で、普通に乗る限りあまり意識せずにすみます。 ただし、はっきり言える事は、高速を多く走る(距離が長い)のであれば、ディーゼルが、加減速が多い場合にはハイブリットが優位です。 アップダウンが多い場合は、排気量や車重によるようで、長い下りがあると、ディーゼルは全く燃料を使わずに走行するので以外にハンディーにならないようです。 問題は、ディーゼル車の価格帯がどのようになるかでしょう。 初期には大排気量2.0L以上から市場に出てきた場合、プリウスとは車格が異なるからあまり問題にはなりませんが、本来ディーゼルのメリットが生かされるのは1.4~1.6Lエンジン。 これを一般大衆車に以下に早く搭載販売できるかが、各メーカーの成功の鍵を握る部分でしょう。 同時に、整備体制をどこまで整えられるか? 多分利益率の高い車両を当初展開するでしょうけど、欧州での展開も考えればそのマーケティングには、疑問が残ります。 米国市場だって小型車が売れる事を考えればなおさらです。 


 さあ、これからどの様に市場が動くのか? 以前最も優れた燃費改善技術は、燃料消費計だとこのブログで言ったところ、その半年後には多くの大衆車に採用されています。 きっとディーゼルも同じように、何処かが販売すると小型ディーゼルのブームになるのでは??? 一部で問題視されているPM2.5については、ガソリン車も問題のようですし、DPF付なら多くの場合加速時にはガソリン車より優位ということも一部では発表されていています。 タイヤの磨耗に関して出すらPM2.5は問題になるのでこの件を元にディーゼル大丈夫と言うジャーナリストは、何処から情報を得て、何処から多く収入を得ているのかと言いたいですね。


まずはともかく、2009年以降、環境に優しい(現行よりも)車両が増えることは大いに歓迎すべきことでしょう。