既に何度も触れてきたガソリン直噴エンジンの弱点は、GDIに始まりD4、DDそしてFSIと全てのエンジンに現れ、その後多くの直噴はストイキに移行、さらには、直噴でありながら吸気ポートにインジェクターを加えたものも登場してきました。 最近注目なのは直噴のメリットを最大限に生かしながらハイパワー低燃費をも備えた、TSIなんかも直噴ガソリンエンジン(DGI)エンジンです。 とは言うもののDGIは完全に確立された技術とはまだ言いがたい部分もあります。
従来のDGIの弱点などは、このブログの「直噴ガソリンエンジン(DGI) 」を参照してもらうとして(それ以外にも、ブレーキ用のマスターバック用の配管からの吸気の圧力変動も、結構影響します。)
この6月、直噴エンジンのメインテナンスキャンペーンが、世界で一番DGI車を販売しているメーカーの各ディーラーで繰り広げられます。 (TLは前々から新長期規制をクリアした307HDi136の方が、これらのガソリンエンジンよりはすかにPMなどの有害物質が少なく、環境に優しいといい続けてきました。) 販売開始直後から全国のDGIエンジン車のユーザーから絶大の支持をいただいてきたGA-01も、最近では類似商品を販売する自動車メーカーも出てきたとは言うものの、自車には添加剤を使用してくださいと言えない状態が続いてきたのが現状です。 幸い、GA-01を使用されているユーザーさんが千葉のT社から購入いただく場合は、エンジンオイルの選択方法まで細かく説明・指導してきたので、全く不満なく乗られています。 しかし、それでも何で添加剤を入れなければならないのか納得できないユーザーや、全くその事すら知らないユーザーに対し、この自動車メーカーは、高利益を還元するかのように始める一大キャンペーンです。 所有者の方々には、既に招待状などが送られてくるころでは無いかと思います。 今回のこのキャンペーン、リコールではないにも関わらず、過去最大の部品交換台数になるのではないかと思います。 このjキャンペーンの詳細や目的情報を得るべく手を廻していますが、少なくともEGR配管からEGRバルブまで、サイズ変更などしてまでも取り替えるようです。 mた、ブレーキを踏んだ時の吸気の乱れを是正するシステムも盛り込んであると言う情報もあります。 内容はともかくとして、是非、この会社のDGIエンジン=D?のユーザーは必ず行かれますように、ドライバビリティーだけではなく、燃費も排気中の有害ガスも改善されますから。
さて、これに関連して:
既にTL設立以前いち早くDGIエンジンの欠点に気が付いて次の発明を登録しています。
1. フィルター或は酸化触媒・アフターバーナー等、EGR中に含まれる未燃物等を吸気の前に処理する装置のついたEGR配管を持つことを特徴とした、直噴ガソリン・ディーゼル・エンジン。 特徴は吸気側に多量の排ガスを循環させる時に生じる吸気系統やIVDを抑制し、同時に燃焼室の汚れが改善でき、EGRのコントロールが汚れなどにより乱される事無く安定な燃焼が確保できる。
2. 吸気側にシングル或はマルチインジェクターを有する事を特徴とした直噴ガソリンエンジンで、吸気系統が汚れた場合に清浄剤を含む燃料を用いて従来の直噴エンジンガソリンでは不可能であった吸気系統の汚れを除去できる事を特徴とした、直噴ガソリンエンジン。
まあ、この発明はどの様に扱うかは以前の会社しだいですので、どうでもいいのです。 しかし、この発明がなされたのは、1998年と1999年に行われた事。 その後TLを設立、ガソリン添加剤GA-01 を世に紹介し、従来のガソリンエンジンはもとよりDGIエンジンは絶対ガソリン清浄剤、しかも特殊分子構造をもつポリ・エーテル・アミンで5000Km毎にエンジン内部のデポジットを取り除く必要があることを紹介し続けました。 燃費はもとよりエンジンレスポンス・出力・トルク特性は当然として、CO、HCも新車の状況に近づけ保つ事が出来るからです。 TLは決してディーゼルだけを見ているわけではありません。
でもこのキャンペーン、どう考えても遅すぎます。 かんぐれば、このキャンペーンを使って、イメージアップと買換えを即す道具にされそうな気がしてちょっと気になります。 また、DGIは最新クリーンディーゼルより燃費だけではなく排気ガスの問題を指摘され、規制をかけられるのを嫌ったのではないかとさえ思えてきます。 一番気に食わないのが、今までほったらかしにしていたこと。 もっと前に対応できたはずなのに、これこそ社会貢献しよう、自社の不備を改善しようとする前向きなものとはちょっと違ったものに感じてしまいます。
最後に、DGIエンジンは決して欠陥エンジンではない事をご理解下さい。 DGIエンジンは精密な制御が要求される為に、エンジン内部の汚れに起因する燃焼の乱れが生じやすく、定期的にGA-01等を使う必要があるのです。 同時にエンジンオイルは、必ずAPIのSMグレードを使うことが必要です。 そして、粘度は指定の範囲で一番高いものを使用しましょう。 例えば5W-20と10W-30ともに指定であったら、10W-30がお奨めです。 理由は新油の時に、オイルといえども結構気化し、PCVを通り吸気の中に含まれ、エンジンを汚します。 よく2000Km毎にオイル交換している方が居られますが、かえって汚れを促進させる事もあるんです。 そして永く乗るおつもりなら、このキャンペーン前に事前にGA-01で内部の汚れを落としておくと、新しいEGRなどの部品を取り付けたときより快適な状況を永く保つことにになると思います。