本日は、久しぶりに最速マシンスズキGSX1300隼の整備です。 整備と言っても何の事は無い、自分がほったらかしにしていた為に発生した、燃料タンク内部の錆を取ろうと言う単純な作業。 でもこのタンクの価格は、車の部品のの価格とは比較にならない程高価なものなので、そっとそっとの作業となってしまいました。 見積もりを取ったわけではありませんが、10万円代は確実で、もしかすると20万近くするかもしれません。


さて、問題の錆ですけど、給油口から覗くとこんな感じです。


ts1  かなり錆びてるように見えますが、実際はこれほど錆びてはいません。

でもほったらかしには出来ませんね。

 作業自体は、非常に簡単で、タンク前方のボルトを2本外し、後半部のヒンジを利用してタンク前方を起こして、備え付けのロッドで固定します。


HT3  前方のボルトを2本外し、

HT1  このヒンジを軸に前を起こせば、

HT% この様に。 プラグ交換等には、とっても便利。

この状態で下部を覗くと、何とタンク自体に電磁ポンプが付いています。 予想では、タンクから、配管が出ていて、燃料フィルターに繋がっていて、フィルターの先に電磁ポンプそして、PFI電磁バルブに接続されているものと思っていました。 予想通りであれば、電磁ポンプに錆がまわってポンプを磨耗させることは無いのですが、これでは完璧に電磁ポンプは錆や埃を吸い込んでしまいます。 やはりタンクを外す必要がありました。


HT4


HT6  左のゴールドのものが、電磁ポンプ。 右に外した配管カプラーからガソリンが!!


ドレーン配管やエア抜き配管は、どうも接続部が固着して外れないので付けたままタンクごと外すことに。  燃料配管は、ちょうどコモンレール状になっている配管の付け根から簡単にカプラーになっているので外し、 電磁ポンプの配線を外して、ヒンジのボルトを取り外して後は、燃料を抜かずにタンクを取り外すことが出来ました。 


ところが、燃料配管のカプラーを取り外すと、電磁ポンプから出ている配管の中のガソリンから少量ガソリンが出てきました。 普通なら、全く気にならないのですが、その独特の臭い! まさにETBE=エーテル結合を持つ化学物質特有の臭いが周囲に立ち込み、手に付いた臭いもかなり強烈です。 すぐさま手を石鹸で洗い、化学手袋をして作業する羽目に。 マスクまではしませんでしたが、回りは民家ばかりなので、この臭いはいただけません。 車を整備する側から見たら、絶対にETBE入りのガソリンは入れて欲しくないものです。


HT7  外した配管に埃が入らないように、エオリスのチューブが余っていたので取り付け。


HT2  タンクが無いと、まぬけに見えます。


  


仕方なく、燃料の抜き取りや内部洗浄・錆落としは千葉のT社の工場で行うことにして、タンクはプチプチにくるみ、毛布で覆って傷が付かないようにして、307のトランクに入れ作業を終えました。手を洗ったところまで臭いが残るほど結構この臭いは問題です。