以前からガソリン車のPMを無視してはならない事だと何度も触れました。(ガソリン車のPMを問題視したブログは、たぶんこのブログが最初ではないかと思います。) ガソリン車もPMを排出することを少しでも一般に認識してもらう為に、ガソリンの排気ガス浄化装置の事、そして排気ガス試験特有のプログラムが組み込まれているエンジン制御プログラムのことも。 そしてガソリン車が必ずしもクリーンでは無いこと、本当にガソリン車の排気をクリーンにする為には、加速・高負荷時に、O2センサーの信号を元に外部空気を触媒前に吹き込んで理論空燃比・或いは三元触媒のウィンドーの範囲にしなければ本当の意味でガソリンはクリーンとは言えないことまで言及してきました。
さて、技術的に色々書いてもなかなかピンと来ない方も多いので、以前から排気管を覘いて排気管の内側に着いたカーボンを見るのが結構手っ取り早い、かつ簡易的な方法として紹介しました。 同時にキッチンペーパーで排気管出口を拭くとより判りやすいので、幾つかのものを紹介したいと思います。
まず、以前から特に問題視している希薄燃焼方式の直噴車から、約走行17,346Km時のものです。
実際にはPMがかなり厚くて写真では判りにくいですが、一番汚れています。次に、最近人気の軽自動車で、走行距離は、22,323Km時のものです。
そして、PSAの中からこれらの走行距離に近い車両として、しのさんのC4 1.6HDiで、配管の土汚れも軽く付いてきています。 走行距離は、19,085Km時のものです。
これを見てみれば一目瞭然ですね。 DPFつきの最新ディーゼルなら、どの様な運転をしてもPMの排出量は全てDPFの性能によって決まります。 これに対して、最良とされる三元触媒付きでも、運転パターンが試験モードから大幅に超えるとPMやHC等は大幅に増えてしまいます。 勿論最新のディーゼルだってNOxに関しては増加傾向になりますけど、PMの有害性はNOxよりはるかに大きいわけです。
さて、307HDi136はどうした?って言われそうですね。 実は若干DPFが気になっていたので何度か拭いているのでフェアではないので比較対象にはならないと思い載せないつもりでいました。 でもやはり興味のある方も居られると思うので、しっかり何回も排気管内側を強く擦って得られたものを載せておきます。
これは5万1千Kmを超えた所のものです。 かなり力を入れて往復3回拭いたものです。 2万km時3万km時にはこんなに汚れていませんでした。
今」気になっている点は、DPFの交換を薦める情報がPeugeot本社から入っていること。 イビデン製のDPFが早期にデザイン変更を受けてクリーニングインターバルが伸びた事。 素直に受け取っていたのですが、どうもこの改造はDPFの強度と大きく関係があるのではないかと思うのです。 でもこの報告は非常に重要部品なので、Peugeot本体及びイビデン社からのコメントを聞かずに安易に例えブログとは言え、正確さ信憑性を考慮して十分調査をした上で無いと紹介できないので、情報がしっかりつかめたら報告します。
何だ欠陥かなんて言わないで下さいね。 Euro4の初期型である2005年モデルでもこの方を使っているのは僅か4百台弱なんです。 その中の1台が実車テストに使われている。 それ以後輸入したTLの307全てには新型が付いています。 今年輸入されるKさんのモデルも当然最新のものが付いていますから。
でも、ガソリンをクリーンでディーゼルを悪者扱いした政治家・マスコミも何で、この様な事を見直さないのでしょうか? 環境も政治の道具にされたり、興味本位の報道なんかに使われたのではたまりません。 せめてこのブログを見ていただいた方には、今のガソリン車だって言われるほどクリーンでないことだけは理解して欲しいと思います。 排気ガス試験モードを外れた範囲は同でもいいでは困りますからね。

