Peugeot307HDI136も先週5万Kmを走行、簡単な点検と一つの目安として決めている1万km毎のオイル交換+フィルター交換を行ないました。 この1年と9ヶ月の間には、1ヶ月に及ぶあて逃げによる補修の期間のロスがありました。 これが無ければ3月には5万Kmは達成していたと思います。 予定よりかなり走行距離が伸びないのは、反省しています。 少し出張が少なくなってしまっているのが大きな理由です。 逆に言えばむやみに走行する事も環境には良くないと思う部分とのせめぎあいで距離が伸びないのも事実です。 しかし、今後の予定として、やはり年間3万6000Kmは走りたいところです。
さて、今回使用したオイルは何時もながらのTotal Quartz9000を使用しています。 しかし大きな違いが1つUAEのレースサポートの時に千葉T社社長が現地で見つけて土産にもらったUAE製のもの4LとPeueot JAPONから別けてもらっているものを1L使用しました。 でも気が付いたのが、オイルの色の違いです。 UAE製の方が琥珀色、日本のものは何処でブレンドされたものかは確認してませんけど、かなり黒褐色です。 多分この違いは、ダブル処方では無いかと思います。 つまり同じオイルでも処方が2種あってベースは合成油100%なのでほぼ同じ、添加剤は合成油に対して強いA社か、I社或はO社のものどれかから選んで使えるようになっているのでは無いかと思います。 でもこのオイル決して特殊なものではなく、処方を完全に知っているある石油メーカーの方に307HDi136を見せて欲しいといわれ、ついでにマニュアルのコピーも欲しいと言う事で出向いた時に、「ごく当たり前の合成油でDPFを考慮して設計されているものでは無い。」との事。 また、「2万Km毎の交換にも驚く事は無い。、そんなもんだ。」とも事。 高価なオイルゆえできるだけ長期に渡り使用したいと思っていました。 しかし、使用した感覚から1万5千Km以上使用した際、燃費その他に若干の違和感を感じ、交換するとその差が歴然としていることから、低速走行が多い場合には、メーカーの言う1万2000Km程度の交換が望ましいと言う事を踏まえ、日本の一般的使用法で、1万Km毎の交換が望ましいと判断し、毎回フィルターも交換する事に決めています。
(これに合わせて、現在TL独自のエンジンオイル:コンセプト=Concept・現在バイク用を開発中ですが、バイク用だけでなく最新ディーゼル乗用車専用油の開発を始める事にしました。 予断ですが、現在市販のエンジンオイルは、通常ベースオイルに添加剤メーカーが開発したパッケージ(色々な成分を混ぜてある特定の性能が出るように処方されたもの。)をただ単にブレンドしたものです。 たとえ石油メーカーでも、その殆んどが、このパッケージになった添加剤を使用、或いは若干改良し、その処方を添加剤メーカーに作らせ、自社のベースオイルにブレンドして使用しています。 この様な僅かな変更でも独自に変更開発出来る能力があるのは、一部の大手石油メーカー以外にはありません。 それほどまでにオイルは、添加剤メーカーが技術を握っている業界なんです。
しかし、今回開発しようと思っているのは、各添加剤1つ1つを見直して処方し、さらに独自の添加剤を使用し作る特殊なものを考えています。 これが出来るのは、添加剤メーカーで添加剤処方を行っていたものだけに出来る特権で、しかも、個々の添加剤成分を通常なら絶対に入手困難なところを、特殊な方法で部分的にブレンドしたものを入手、これに独自の添加剤とを組み合わせることが出来るのです。 そこまでして作るとかなりのコストがかかります。 値段はまだどうなるかわかりませんけど、性能はトップクラスを狙います。 従来に無い全く新しい考えで生まれるTLの異次元オイル=商品名:コンセプトについては徐々にその開発コンセプトの話もしようかと考えています。 注:Concept及びコンセプトはTLの登録商標です。)
話を戻して、今回交換したオイルは、、2種の添加剤成分を混ぜる結果となってしまいました。 通常は混ぜても問題ないことを(Totalなら)確認し、ダブル処方を作りますが、正直決して良い事では無いので、1万Km走行する前に交換予定です。 短時間の使用感はちょっと抵抗感があること、同時に燃費は良くなさそうです。 UAEは、極暑なので同じ5W-40でも粘度が規格の上限辺りにあるのかもしれません。
さて、本題の今回点検して気になったことは、若干エンジンクランクシャフト或はギアインプットシャフトシールからオイルの滲みが見つかったこと。 自分自身は、即刻確認したいところでしたが、千葉のT社社長も、JAVELさんと話しても、「そんなもの欧州車は、当たり前! いちいち直していたら工賃だけで大変な事になってしまう。」そうで、まあ、このままでいても特別どうなるものでも無いので、次回6万Kmの時点でまた詳細を確認する事にしました。 参考までに、滲む程度ですから、実際に問題となるような感覚は全く出ていません。
それと、一つ気になっているのが、DPFの交換指示が、Peugeot本社(フランスの本社です。)の技術情報に乗っていること。 イビデン製のDPFが改良を受け、DPFの寿命が8万Kmから12万K以上に伸びたことです。 4万Km以降若干急加速時に夜間だけ後ろの車両のヘッドライトに照らされて見える事があるので、気になっています。 2万Kmの時点では、排気管は綺麗なものでしたが、4万Km以降から気になってきています。 原因は現在調査中で、同時にCitroenC4のオーナーであるしのさんから排気管をキッチンペーパーで拭いてもらいその資料をいただいているので比較しいます。 最新DPFの性能は、新車初期の排ガス検査の数値で言うと307が異常に低い数値を示しています。 2万kmの時点では、CitroenC4や新型307のDPFの方が、若干良いようで、耐久性は新型の方が上のような感じです。 この点をDPFの寿命=清掃時期の8万kmの時点で、DPFの性能確認を、DPFメーカーに依頼して、確認して見たいと考えています。 実際に交換する前に、新旧DPFの構造の違いの詳細を、載せる予定です。 DPFって簡単のようでその形状も含め意外に奥が深いようです。 実際にはTLの現時点の判断は、初期型には耐久性に欠陥があり構造変更を受けたものと考えています。 でもメーカーはこのことを認めないでしょうけど。 ただ、現時点では、直噴ガソリンや一般車の排気管と比べても307の方が綺麗なので無理に取り替えるつもりはありません。
最後に、多くの皆さんが興味を抱くであろう燃費は、排気ガス試験も入れて、5万kmの総合で17.39Km/Lでした。 ところが4万Kmから5万Kmの燃費は、18,93Km/Lで、タイヤが磨耗し、燃費も不利な状況になってきていても伸びてきているので、十分満足できる数値では無いかと思います。 このことから通常走られるなら1.6Lのディーゼルエンジンで十分と思いますし、P307HDiさんの307を見れば、1.4Lでさえパワー的に過不足なく、一般使用なら十分以上で、最新の技術を盛り込んだ1.4Lなら、ファミリーユース、通勤などの一般的な使用には、まずこれで十分とも思えます。 ATを入れるのなら、ちょっ無理があるかもしれませんが、EGSであれば、1.6Lでも十分だと思えます。 JAVEL社のC5の136馬力6速ATを運転した経験からは、ATだと2.0あった方が良いと感じましたが、C5は車重もかなりあるので、C5なら2.0あっても良いかなって感じです。 ただし、ディーゼルだと馬鹿にされたくないなんて思われる方は別で、先日後ろから迫りどけと言わんばかりの車がいて、こちらもマナーが無いと思いつつも、6速で90Km/hから170Km/hまで一気に加速し、まだまだ加速中に、相手が国産車では無いのに気づきまた。 ちょうど前方が詰まっていた為に速度を落すと、後ろの車は、車線を一般車線の左に移って、追い越していきましたが、その車両は、MBのE320のガソリン車でした。 このことからも307HDi136の性能をご理解いただけるものと思います。 340N/mの最大トルクがその証です。
それ以外に特に気が付く点は無く、欧州車としては十分信頼性もあり、ディーゼルと言う事が気になるといえば、深夜や早朝家庭のエアコンのまわる音すら聞こえる時に出かけようとした時だけちょっとばかり気が引ける程度です。 ところが、実際に家の中で聞こえる音は、MBのCクラスのcompressorが出かけるときより静かで気にならないのは、音量は大きくなく周波数帯がより高周波だから、近くでは気になっても、一旦家の中から聞く音は減衰して静かだからかも知れません。 (ディーゼルノックは、周波数帯が高く、減衰しやすい=エネルギーとしては大きくない。)。 それ以外に気になるところはいえば、タイヤがオーバーサイズ、或は、グリップ重視過ぎる点です。 できれば、より軽いアルミホイールにある程度のグリップのあるタイヤが好ましい気がします。 195/60-16程度でも普通に走るなら十分と感じています。 現在タイヤは4部山。 次はタイヤだけにするかホイールも替えるか考えどころです。 ついでに、カーナビのTVアンテナは、フロントガラスが電波を通すところが限られているので、選択が限られています。 近くデジタルTVチュウナーを導入する予定なので、その時アンテナに関しては触れるつもりです。 ボックスタイプのアンテナは絶対にお奨めしません。 まあ、細かく言えばそんなところでしょうか。
満足度と聞かれれば、100%です。 欲を言えば、レガシーのと同じ4駆であったら120%ですかね。
最後に、愛知県のKさんが購入を決められました。 正直もっと満足いただける価格を出したかったのですけど、この円安ではいかんともしがたく、精一杯の価格でした。 それでも口頭発注いただきました。 多くの要因を含めその価値を認めてもらえたことに感謝したいと思います。 実際に使用していただければきっとその性能には満足いただけるものと思っています。 今購入可能な新長期規制達成した、ただ1車種のディーゼル乗用車であることだけではなく、307のフラッグシップモデルであること。 そしてまた、思いっきり走っても、エコランしても、自在にこなせる走行性能と環境性能、全てに渡り現行車種では最高性能である事。 次回レポートする時には、多くの仲間が増えているかもしれませんが、結局307HDI136の右に出るエポックメイキングな車両は無いと言うのがTLの現状報告です。
円安が解消されれば、もっと多くの方にお勧めしたい最新クリーンディーゼ307HDi136!今後もまだまだ走り続けますよ。