PSAのCitroenは、多くの自動車メーカーがその年の最初に開催されるジュネーブショーに目を向けていたのに対し、C4の最新バージョンであるC4 Bio Techのデビュー場所を、なんと欧州国際農業展に択んで行なったそうです。 常に新しい主張を繰り返すPSAらしい発想ですね。


 Citroen C4 BioTech は、Citroenにとって欧州市場にはじめて投入するフレキシブル・バイオ・エタノール車両えす。 現時点で欧州にこの様な市場が実際に存在するかは別として、なんとエタノールの混合率0~85%までのガソリンに対応しています。 販売は、この9月からまず欧州フランスから開始されます。 

 現時点で欧州でE85ガソリンは販売されていないと記憶しています。 では何故急にこんなモデルが発表されたんでしょうか?これにはCitroen独自のりゆうを抱えていました。 Citroenの全世界での販売の内、なんと65%がブラジルである事は、日本ではあまり知られていないと思います。 これが大きな一因に成っています。 フランス市場を皮切りに、このパワーユニットを載せたCitroen C4 Bio Techは引き続いてブラジルで発売され予定です。 現時点で日本での販売計画は無いそうです。 

 PSAにとってCitroen C4は、かなり重要なモデルと考えているらしく、C4 HDiモデルには、307より先にEGSを搭載、既に高速燃費では、100Km/3.8Lと言う数字を出し、同時にBIOディーゼル燃料が30%まで許容できるように対応されています。 さらに308がデビューする頃にはHDi ハイブリットが投入され、一般道路(Extra-Urban mode)で100Km/3.4Lと言う数値をたたき出すモデルも準備されています。 


 全くPSAと言うのは、TOYOTAが最も注目する自動車メーカーと言われるだけあって、何をやるにしても独創性とメーカーの主張がはっきりしている気がします。 国産車ではスバルと決めていますが、これからもPSAは眼を放せませんね。


 技術的にはかなり興味があります。 でもバイオエタノール燃料の市場が混沌としている日本市場に現時点で持ち込んでも試験するにはバイオエタノールとガソリンを自分で混合しなければならず、既にバイオ・エタノール・ガソリン専用の添加剤処方も作っちゃっているので、購入するかどうかは、今後の成り行きしだいです。 もし、個人的・或いは実験車両用に輸入されたい企業がいらしたらTL までお問い合わせ下さい。