東京都・千葉県・山梨県・群馬県(これ以外にもありかもしれません)では、自動車運転中にハンズフリーのイヤホンを使っての携帯電話の使用を、一部認めていません。 一時期話題になった事がありますが、正直あまり知られていません。 この決まりはウォークマンに代表されるイヤホン・ヘッドホンを使用し運転する事を禁止している事から端を発しているのですが、この使用にも条件があって、外部の音が聞き取りにくなるような大音量或は両方の耳をふさぐタイプの使用を禁止するものです。 同時にメールやその他の機能を使って連続して2秒以上注視する事も禁止しており、カーナビの操作もこの範疇に入るんだそうです。


 さて、携帯電話の運転中操作の及び通話の禁止の際、この事が結構話題に成ったにもかかわらず、上記ハンズフリーの使用を完全に容認しなかった警視庁は、現在殆んど通常の携帯電話の使用を取り締まっていません。 まず、上記ハンズフリーの使用に対しても、以前作ったウォークマン等の使用を規制に基づいているとあれだけ強く主張していいたにも関わらず、最近都内から千葉に来るまでに携帯による通話をしている車が以上に多く見かけます。 

上記規制を、通常の警察庁と同じにしなかった理由は、単に独自性をアピールしたがる東京都と同じ対応なのでしょうか? 実質大音量かどうかなんて全く外からではわから無いのに、意地を張って決まりを独自に扱うのであれば、取り締まりもきっちり屋って欲しいものです。 取締りを行なわないのであれば、何故そんなに他と違う事をやろうとするのか。 首都高速の追突や軽い接触の多くは、まず携帯電話使用による不注意であると実感しています。 後ろから見ていて、おかしな運転をしている車は100%携帯電話使用者である事が判るからです。 PMの後処理装置も付いてさえいれば、お咎め無しです。 実際には、規制値を上回っている車両はかなりの数になっている。 あの規制は、完璧に整備されているインジェクターのデポジット(汚れ)が無い状態で規制をクリアしています。 あれだけの規制をするならきっちり取締りをやって欲しいものです。


自分は普段からBluetoothのワイヤレスを使っています。 これだと、音量も小さくても聞き取りやすく、隣の人と会話するのと同じ感覚で通話が出来ます。 また、できる限り受信専用としています。 運転中の携帯しようは、ある意味飲酒運転と同じほど危険です。 それでいて、実際に行なわれている数は、飲酒運転なんかよりずっと多い。 取締りを強化される前に、まずは、きっちりとした機材を使って、できる限り使用する事を減らしましょう。 かかって来ても、運転中だと言う事を告げて、要件だけで済ますようにしたいものです。