エンジンがかからない!  って言うとやっぱりなんて思われるかもれませんが・・・・。


事の起こりは、4万kmの時点で行なったフューエルフィルターを交換した事からはじまりました。 通常は1000Kmの時点でフィルターを清掃とマニュアルにありましたが、軽油に浸かっているフィルターをブローするなんて趣味はありませんから、ほったらかしにして当初から4万程度で交換と決めていました。 取替えは簡単です。 フィルターエレメントの箱を開けると中に変なプラスチックの部品が入っています。 


ff1  本体右の白赤黄色のプラスチックは?? 本体の下に見えるのはO-リング。


ff2  フィルターケースの右に見える膨らんでいるのが、手動ポンプ。


これは一体何と考えると答えは意外に簡単でした。 作業中にフューエルフィルターに接続されている配管から、エアを吸い込むのを防ぐ為のキャップでした。 こんなもの使う必要があるかと思いますが、取り合えず付いているのだから、使う方が良いでしょう。


取替えは、次の手順で行ないます。


1.エンジンを止め、15分程度たってから(理由はエンジンECUが走行中のログをメモリーに記憶させる間に、配線は外さない方が良いから。)フィルター本体の配線カプラーを外す。 

2.タンク側とポンプ側の配管カプラーを外し、直ぐに上記キャップを付ける。

3.フィルター本体上部のカバーを27mmのメガネでゆっくり廻す。 キャップが緩んだら、本体内部のフィルターを手早く取り出す。 この時フィルターの中の軽油を抜こうとしないで、一気に取り出す。 さもないとフィルターに付着したゴミ等が軽油と共に本体に落ちてしまう。 

4.新しいフィルターと交換、この時ついでにキャップを清掃。 O-リングも新しい物と交換、キャップ側のネジで傷つけないように注意。

5、キャップを規定の位置までゆっくりと締め付ける。

6.配管と配線ををつなぐ。

7.エア抜きバルブを緩め、手動ポンプ(医者が使う血圧計に付いているようなやつです。で空気が抜けるまでゆっくり押す。

軽油が出てきたら、バルブを閉める。

8.再度手動ポンプでポンプ側のパイプからエアが見えなくなる程度まで手早く何度も握る。

9.エンジンをクランクさせる。 一度ではかからないので何度もスターターを数秒3秒ぐらい何度も廻す。 バッテリーに負担をかけないよう、1回行なったら、数秒置いて何度も行なうと、エアが抜けてエンジンがスタートするまで行なう。



ff3  メガネ(特別に注文したバイク用)でゆっくり回します。 赤がイン側、白のキャップがアウト側の配管です。


ff4  左が外したキャップをひっくり返したところ。



ff5  フィルター本体を外したフィルターケース。軽油が変な色をしています! 実際は、こんな色では無く、透明です。 フラッシュでハレーションを起こしています。 これは水分のせい??? 調査中です。


ff6  フィルターの使用後・使用前。 写真では真っ黒ですが見た目はここまで汚れていません。


ff7  分解した逆の手順で組み付けます。
ff2 メガネをかけるセンターの左上にあるのが、エア抜きのバルブです。 これを外すとイン・アウトとも配管に多量のエアが入って苦労しますよ。 また、しっかり締めないとエアを吸ってエンストします。


以外に直ぐにかかって、無事完了。 でもちょっと気になる事が! 軽油に異常な色が付いています。 4万Kmまでは、基本的に元売直営店で入れていましたが、それ以後は、気にせず?安売り店で現在97円で入れています。 変な軽油であると困るので、そこに入ってくるローリーに何処の製油所の入門証が乗っているかまで確認しているので品質は間違いないはずです。 でもこの軽油の色が気になり、サンプルを取る事にしました。 空気抜きドレーンに合ったチューブでサンプルを取る為に、ドレーンを外してチューブを購入しサンプルを取りました。 でもタンク側の配管にエアが入っており、手動のポンプでかなり苦労してエアを抜きサンプルを取ったものが、下の写真です。 ところが、この後エンジンをかけようとしてもエンジンがかからない!!!!

配管の系にエアが入ってしまった為か、いくらエア抜きをしてもエンジンがかかりません。 どうしよう!。マニュアルを読んでガス欠の時の手順をチェックしても、間違ったことはしていない。 ディーゼルしかもコモンレール何か特別な事が起こってしまったのでは? 散々調べてみてもどこかにエア抜きバルブなんか当然高圧側なんかにあるはずがありません。 困ったー!仕方なくプロに効く事に。 こんな時千葉の兄弟会社(資本関係はありません。)T社の社長に聞くと、何やってんの、直ぐかかるよ! エンジンをスターターで回しながら、手動ポンプを押すと何のことは無く簡単にスタート。 理由は簡単サクションで軽油を引っ張るだけでなく、手動ポンプを同時に押せば、簡単にエアも抜けて圧が立つ言う事でした!!!。 プジョー以前は、ガソリン車しか所有した事が無かったので何度もクランクを廻してもかからないと不安になってしまいますね。 昔のディーゼルなら直ぐにエア抜きも出来てスタートするのに、コモンレールだからちょっと慎重になりすぎたようです。 でも知らないとこんな事も起こります。 将来ディーゼルに乗られる方に是非知っといてもらっておこうかと。


軽油に関しては、別途報告予定。