人生初のアイスクライミングに挑戦しよう.

 

道路が凍結しているにも関わらず鹿川キャンプ場へ向かう.

目的に氷瀑スラブでアイスクライミングをすることだ.

 

土曜日の朝から一日掛けて移動する.道中はほとんど凍結していた.

氷瀑はキンキンにしまっているに違いないと確信する.

 

鹿川キャンプ場近くでテントを設営し,明日のゲレンデの状態を確認しに行く.

ネット情報ではかなり大きな氷瀑スラブらしく,期待が膨らむ.

 

悪路を進み,駐車場から20分ほど歩いたところに大きな氷瀑が見える.

取り付きまで下りて行って,アイゼン,アイスバイル,アイススクリューを使ってみる.

 

翌日は早朝から再びゲレンデに戻りアイスクライミングを始める.

スラブなのでそれほど危険はなく,セカンドビレイには立木が利用できる.

 

片手でアイススクリューをセットするのに苦戦する.

アイスバイルは打ち込み過ぎると抜けなくなるし,浅いと抜ける危険がある.

 

氷瀑は想像以上に寒い.アウターの中にダウンを着ていても体が冷える.

ダウンパンツが欲しいと心底思う.

 

三人で交代しながら最上部を目指し,下りは懸垂下降でゆっくりと降りる.

時間があるので,奥のゲレンデも登ってみる.

 

ここもほぼほぼスラブなので,難易度はほとんどない.

 

 

人生初のアイスクライミング.まだ楽しさが実感できない.

 

 

 

 

 

英彦山で雪が積もっているという情報を得て,出発の準備に取り掛かる.

 

娘の装備を揃えるために,小倉のモンベルに行く.

そこで,大き目のレインウエアと長靴を購入して,いざ英彦山へ.

 

道中でかなり劣化したゴムチェーンを装着して鷹巣神社の駐車場へ行く.

積雪量は想像通りで,これならばソリで十分に楽しめるだろう.

 

まずはひとりで氷と雪で固まった大きな坂をソリで一気に滑ってみる.

スピードがそこそこ出るが,コントロールを誤らなければ問題ない.

 

続いて娘と二人で滑ってみる.極めて楽しいがビビりの娘にはちょっと厳しい.

その後も滑ろうと誘ってみるが,もうお腹いっぱいのようだ.

 

仕方ないので,駐車場に戻って,ソリを引っ張りながら同じところをぐるぐる回る.

これはお気に召したようで,少し楽しそうだ.

 

もう少し大きくなったらシリセードを教えてあげよう.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつかは厳冬期の槍ヶ岳を落としたい.

 

そんな思いはどんどんと膨れ上がり,ついにその時が来た.

準備は万全だった.扇山の歩荷トレから帰るまでは.

 

扇山から下山した日の夜中に急に気分が悪くなり,トイレに駆け込む.

原因は前日の夜の居酒屋で食べてブリカマだろう.

 

火が通っていなかったが,少し食べてしまったのだ.

このようなケースでは原因が証明できないので,泣き寝入りするしかない.

 

体調は極めて悪いが,この日のために3か月ほど歩荷トレをしてきたのだ.

夜な夜な車を走らせ,北アルプスの新穂高温泉へ向かう.

 

メンバーの二人はうらやましいことに鈍感力に優れ,交代で運転している間にも確実に仮眠をとる.

僕は一睡もできないという,体調の悪さもあって,コンディションは最悪である.

 

体力抜群の二人に少しずつ置いて行かれ始め,そこに新雪が追い打ちをかける.

積雪期でなければ3時間半のところを7時間以上歩いているような.

 

滝谷避難小屋で軽く休憩して,槍平小屋へ向かう.

この時点で僕は槍ヶ岳には行けないと確信する.体調が悪すぎるのだ.

 

避難小屋を出てすぐのところに小さな橋がある.

どうしようかと思案して,ワカンを外していこうということになった.

 

どういう判断なのかわからないが,橋の上で滑ってドボン.当然である.

片足を完全に水没させ,避難小屋に戻る.今日はここで終わり.

 

翌日は早朝からヘッドライトで槍平小屋へ向かう.この2時間は取り戻せないだろう.

槍平小屋で装備をデポして,行けるところまで行こうということになった.

 

中崎尾根に上がったところで,僕は完全にギブアップする.

二人は少しでも先に行きたいと西尾根を目指す.

 

僕は下山して雪上キャンプの準備をする.体調が悪いと整地するだけでも疲れる.

テントを張り終えたころに二人は戻る.前日に予定通りの行程で来ても無理だったとのこと.

 

明日からは天気が良くないので,槍ヶ岳への挑戦はここで終わる.

 

 

また,いつか槍ヶ岳に挑戦したい.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

扇山で最後の調整をしよう.

 

扇山でトレーニングになるのかどうかと思いつつも参加する.

26kg装備で新しく買ったイーサープロ70のお試し.

 

出発して早々にザックが重すぎて,腰が痛いので22kgくらいまで減量する.

背負い心地は今一つだが,そのうち慣れるだろうと,歩き続ける.

 

このザックのもう一つ残念なことは思ったよりも荷物が入らないこと.

バリアント52より少し入る程度で,印象としては同等レベルということ.

 

容積は正しく計測しているのだろうが,登山装備の容積という点ではどうだろうか.

検証はしていないが,バルトロ75よりもはるかに容積が小さいだろう.

 

早々に扇山の山頂に立ち,これで終わりかと思っていたら,今日の狙いは内山とのこと.

扇山から2時間.重装備では決して歩いてはいけないような難所をやり過ごす.

 

帰りは来た道を到底歩けないと判断し,周回ルートを選択.

 

 

さあ,来週は槍ヶ岳にアタックだ.

 

 

 

 

体力を担保できなければ,装備を軽くするしかない.

 

厳冬期に北アルプスへ挑むためには20kg装備は必須だろう.

簡単に減らせて,命の危険はないものとして,一番に連想されるものは,やはりアルコールだろう.

 

だが,お酒が無ければ夜は寝れないだろうし,何よりも楽しくない.

350mlのウイスキーは省けない.最後に軽量化できるのはザックしかない.

 

厳冬期はいつもバリアントの52Lを使っていたが,パーティ登山では容量が足りない.

そうなるとバルトロの75Lとなるが,このザックは背負い心地が良くても,重い.

 

大きくて軽いザックといえば,モンベルのエクスペディションバック 100だろう.

この大きさならば,Zライトですらザックの中に入れられるだろう.

 

安価で大容量,防水バックも必要なく,背負い心地も悪くない.どうすべきか?

悩みに悩んで,結局,選んだのはイーサープロ70.

 

モンベルの倍くらいの価格だが,デザインは中々良い.

個人的には80Lが欲しかったが,バリアントと同様に大容量を期待したい.

 

そんな葛藤の翌日は足立山と戸ノ上山で歩荷トレ.

もはや疲労感はほとんどなく,スピードさえ押さえれば,十分歩ける体力が身に着いた.

 

 

今年こそは槍ヶ岳を落としたい.