奈良マラソン2013、SF-710Sのお陰もあってか、ギリギリ今年の目標のサブフォー達成です

やはりペースコントロールは大事ですね。
昨年の初フルマラソンの実績を元にコースを3分割、それに今年の練習の成果を加味して目標ペースを設定しましたが、上手く実行できました。昨年のタイムから20分短縮です。が、正直のところ、疲労区間は目標ペースの維持なんて意識よりも『がんばれ!がんばれ!』と自分に言い聞かせ、絶対に歩かない、諦めない!という気持ちだけで走った印象です

後半10kmほどずっと視界に入っていた赤い忍者のコスプレランナーを追い抜いてゴールできて良かったです。すっきり

(何と張り合ってんだか

)

■奈良マラソン2012実績
混雑区間:1~6km、5'55"/km
通常区間:7~25km、5'22"/km
疲労区間:26~42.195km、6'37"/km
■奈良マラソン2013
目標
混雑区間:1~5km、5'40"/km
通常区間:6~30km、5'20"/km
疲労区間:31~42.195km、6'00"/km
■奈良マラソン2013
結果
混雑区間:1~5km、5'41"/km
通常区間:6~30km、5'21"/km
疲労区間:31~42.195km、5'49"/km
途中のエネルギー補給ですが、本番で初めて口にしたのですが、PowerBar GELの梅味、これの吸収は比較的早く体感としてエネルギーになったと感じます

レース中に補給するとドロドロしていて大変飲みにくく、とても甘く、ウイダーinゼリーの飲み易さとは全然違います

ですが、梅味ということで若干の塩味で甘さが緩和されていたのも良かったです。よく水分補給と同時に!なんて言いますが、体のコンディションと給水所のタイミングって上手く合うものじゃないです。それとアミノバイタル タブレット、も良かった印象です。
カフェイン入りなので利尿を気にして後半に補給した『ウイダー エネイドゼリー』なんて変わったものが近所のスポーツ店に売ってました。ウイダーinゼリーよりコンパクトな分だけ若干濃いですが、ピーチ風味がなかなか美味しかったです。150kcalで、エネルギーになってくれたんでしょう


タイムロスを少なくするためのトイレ対策、これも重要です。利尿を抑えるOS-1という経口補水液が一部のランナーの中で好評のようですが、自分の場合はあまり効果がありませんでした。昨年通りにスタートブロックに並ぶ前にトイレ2回、走りだして10分もしない内に尿意を覚えました。最後まで我慢しましたが、気温が低いと仕方ないのかもしれません。
目標達成できたので、やはり日頃のランニングも効率良くこなしてより高い目標を!と思ってしまいます。そこで取り入れようと考えたのが『心拍トレーニング』です。早速、GPSウォッチ WristableGPS SF-710S用のHRモニター SFHRM01を購入しました

HRモニターのベルトに水分を含ませる部分が2箇所ありますので、水を指に付けてその部分を湿らし、アンダーバスト部に巻きつけてセットし、GPSウォッチの設定をして使用準備完了です。ベルトは緩過ぎずキツ過ぎずで問題なく反応しています。あとHRモニター本体すぐ近くにイヤーフォンコードを通すと時々実際の心拍数よりかなり大きな数値が記録される場合がありました。それの回避と心拍数のより正確な記録を考えて、HRモニタ本体は体のセンターより少し左の心臓側に寄せてセットしました。
※HRモニタ本体を当初、体のセンターより左の心臓側に寄せてセットしていましたが、何回か使用しているとこの位置だとセンサーが下方にずれることがありました。やはりセンターが安定して計測できます。あと、胸ポケットに家の鍵を入れて走ると心拍数の計測が不安定になることがありました。
EPSONの
ホームページやその他の
ホームページを参考に、安静心拍数を計測していざLSDランニング。安静心拍数は目覚めた直後に胸に手を当てて1分間心臓の鼓動を数えました。LSDランニングは運動強度60~70%ですので、私の場合は120~130bpm程度の心拍数を保って走れば良いと言うことになります。SF-710Sの心拍ゾーンでいうと『ゾーン2』ですね。

初めて心拍計測しながら走りましたが、面白いものですね。上り坂になると心拍は上がり、下り坂だと心拍数は下がります。これは当たり前の事なのですが、自分の体が実際にこう動いている、というを実感しながら走るというのは健康的にもトレーニングの質的にも良いと感じます。心拍数 125bpmを目標としての90分LSDランニングでしたが、この時計のお陰で、平均125bpmでランニングを終えれました。
5'30"/kmでランニングは私にとっては少し軽めのランニングになりますが、サブ3ランナーなどの速いランナーからすればこのペースは非常に遅いペースとなります。ですが、心拍数150bpmでランニング、ということになると速いランナーだろうが遅いランナーだろうが、ほぼ同じ負荷でトレーニングしている、という事が心拍トレーニングということになるようです。現時点の私の心拍数からいうとLSDランニングは7'00"/km~7'30"/kmというペースになりますが、トレーニングを重ねて1年後、2年後に自分の能力が上がって『LSDランニングのペースは6'00"/km~6'30"/km』なんて言える日が来ると嬉しいです。
SF-710S、HRモニターは良い製品ですね。使いやすいし得られる情報も正確な印象です

ただそのデータの管理はウェブアプリケーションの『NeoRun』を使い分析できるのですが、あまりにもショボいです。これじゃデータを表示しているだけですね。スマホアプリに比べてFacebook連携もあまりにもお粗末です

EPSONさん、NeoRunはランニングを知り尽くしている方に監修いただいて作り込んで欲しいものです。他社GPSウォッチ社の同様のシステムはもっとランナー視線で作られているように思います。日本企業!頑張ってください
