miniDVビデオカメラで子供の成長を記録していましたが、撮り貯めたテープは段ボールの中で眠ること約20年以上?!

ずっと放置してあった、miniDVテーブをデジタルデータ化してテレビで見ようと作業を開始しました。

 

IEEE1394のような古いデバイスを使用するので、Windows10のサポートも2025年10月14日で終了し、Windows11になってからこの作業をするとトラブル多発の予想です。

 

Windows10の状態ででも、バージョン22H2で作業していると、とあるタイミング(Windowsアップデートが入った?)でキャプチャー時にそれまではなかったトラブルが出てきたので、自分の場合はWindows10 21H2(OSビルド 19044,1288)でコンピュータをクリーンインストールし、その後はWindowsアップデートはあえて行わずにインターネットを遮断し、必要なシステムドライバのインストールだけ行い、これらの作業を行いました。

 

miniDVテーブの取り込み用に当時使用していたビデオカメラ「SHARP VL-NZ10」を保管していましたが、最初のテープ5本ほどは問題なくデータ取り込みできたのですが、途中からヘッドクリーニングをしてもブロックノイズが出たり、全く再生できないテープが出てきたりしました。よくよく記憶を辿ってみると、画質の少し良いHDVででも撮影していたことを思い出しました。

20年以上も保管していた機器がとりあえず動作するとは、よくよく考えるとすごい事ですよね。でもデジタル化しなければいけないテープはまだたくさん残っていたので、ヤフオクでHDV・DV対応のビデオカメラを探し「Canon iVIS HV30」を購入しました。

古い機器ですので程度の良いものを探すのに苦労しましたが、幸い業者さんが取り扱っておられる整備済のとても良い物が手に入りました。

 

まず、miniDVのデータをコンピュータに取り込むには、コンピュータに「IEEE1394端子」が必要です。

 

 

今どきのコンピュータにはこんなの付いていません。

アマゾンで「IEEE1394 PCI Expressアダプタ」を購入しました。ロープロファイル対応、ケーブル付きで各種規格にも準拠していますし、デバイスドライバ不要なので、Windows10でも動作しそうです。

コンピュータをシャットダウンして上記ボードをセットします。

 

Windows10で使用するには、上記IEEE1394デバイスを、

「1394 OHCI Comliant Host Controller (Legacy)」に変更しておいた方がトラブルが少ないと言うことです。

 

1. まず、[スタート] と [X] キーを同時に押します。表示されるメニューから [デバイス マネージャ] をクリックします。

 

2. [IEEE 1394 ホスト コントローラー] のデバイスを確認します。Windows10の場合は標準で [VIA 1394 OHCI Compliant Controller] が選択されていると思います。

 

3. [VIA 1394 OHCI Compliant Controller] を右クリックして、 [ドライバーの更新(P)] をクリックします。

 

4. [コンピューターを参照してドライバーを検索] をクリックします。

 

5. [コンピューター上の利用可能なドライバーの一覧から選択します] をクリックします。

 

6. [1394 OHCI Comliant Host Controller (Legacy)] を選択して [次へ] で進めます。

 

7. 選択されました。

 

8. [1394 OHCI Comliant Host Controller (Legacy)] が選択されているかを確認します。

 

 9. これでDVビデオカメラを接続する準備は完了です。

 

ちなみにそれよりも古いmini S-VHSテープのデータ化は、アイ・オー・データのGV-USB2/HQを使用してS端子経由で行いました。MPEG2での取り込み用のアプリケーションも付属しています。

こちらは単にUSBデバイスなのでWindows10 22H2でもノートラブルでした。

付属アプリケーションでインターレース解除して取り込むと、画像がぼやけるのでOFFにしてビデオを取り込んで、後にTMPGEnc Video Mastering Works 8で「常にインターレース解除を行う、適応補完(高精度)」で解除して「H.265/HEVC」でエンコードしました。

画質の劣化も少なく、ファイルサイズも小さくなり、iPhoneでも再生できるので良い感じです。

 

 

長期間使用せずに保管していたので、S-VHSビデオデッキについても作業半ばでモータが壊れました。こちらも中古品を購入してなんとか無事に完了できました。

 

次回は、miniDVテープの取り込みに適したアプリケーションを探します。

 

Garmin ForeAthlete 245、いいですね〜音譜マラソンを始めてGPSウォッチは今回で3個目ですが、初Garminです。こんなにGarmin製がランナー目線で作り込まれているとは知りませんでした。

まず、ランニングする上での基本機能がしっかりしています。これは目的から言えば当然なのですが、意外とこの基本機能が疎かで付加機能重視のウォッチも多いです。さらに計測したデータを有用な情報として教えてくれるアプリケーション。総合的に大満足です。もっと早くGarminにしておけば良かったです。それとも今回の245が良い進化を遂げたのか!

 

自分は基本機能の充実を期待していたのですが、付加機能については特に期待していなかったのですが、とても嬉しい機能「ナビゲーション機能」。地図が表示されるわけでは無いのですが、道筋が表示されてコースから外れたりコース上に乗ると教えてくれます。

初めての道を走るときに、この道筋が分かるだけで自分としてはもう十分です。表示縮尺も変更できるので迷うことは最小限で、スマホで道順を確認する事もなく走る事に集中できます。トレイルでもとても役立ちました。

 

と、調子良く使用していたのですが、ある日トレイルランを開始しようとナビゲーションを開始するとウォッチ画面にコース地図が表示されませんガーン購入して初めての不具合です。ウォッチに登録したコースを削除して再登録を行おうとしても、コースの削除さえもできません。ウォッチの動作も遅くいかにも不具合が起こっている印象でした。

 

発生した問題は、

  • 地図が表示されない。そのままランを開始してもナビゲーション画面が表示されない。
  • 一度この問題が発生すると、ウォッチ上のコースデータの削除ができない。コースタイトルを編集しようとすると他のコースタイトル名の編集となるが、それでも編集は行えない。
  • 各ボタンを押しても反応が鈍くなる。
です。

 

ウォッチのリセット(全設定リセット、データ削除と設定リセット)を行なっても、改善なしです。せっかく記録されていたVO2Maxも初期化されてしまった...

その日は結局ナビゲーション機能は断念して走りました。一度使用した便利な機能を知ると、YAMAPを見ながら「あっち?こっち?」というのがどれだけ不便か...

 

帰宅して、色々試して、マスターリセット(https://www.garmin.co.jp/support_reset)を行なってみたのですが、それでも改善なし。Garminサポートに問い合わせメールを送ったのですが、すぐには返答無かったのでやはり自己解決できないかと再トライ。

 

思考錯誤の後に解決できない...と思っている時に、ふと以前使ったコースデータをウォッチに転送すると...正しくコース地図が表示されるではないですか!!!

と、いうことはコースデータが問題になっている可能性が大きいと、使えるデータと使えないデータの違いを比べてみました。

ウォッチの表示文字数がヒントになり、

 

コースタイトルの短いもの:問題なし

コースタイトルが表示枠を越えているもの(11文字以上):問題を起こす

 

と気付きました。予想は的中で、問題のあったコースデータのタイトルを10文字以内(ギリギリは怖いので9文字以下にしました)に変更後に、ウォッチに転送すると正しく表示されましたグッド!爆  笑

 

ガーミンサポートさんには、この辺りのプログラムの改善をお願いしておきました。

 

心拍計測もとても安心の数値(以前は胸バンドで計測していましたので、同様の計測値)ですし、ペース表示も体感と同じ感じで安心してランニングできます音譜

 

良いものに巡り会えましたゲラゲラ

 

マラソンを始めてずっと愛用していたEPSON SF-710Sですが、GPS精度が少し悪くなってきたように感じてきた事と、心拍計測を胸バンドから手首計測にできれば、どれほど快適になるか!ということで、過去何製品かをレンタルして手首心拍計測の精度を検証してきたのですが、やっとある程度納得できるレベルになってきたので、新製品のJ-300Bを購入しました。

 

 

今年レンタルして検証したSF-850Bで手首心拍計測の安心感を得て購入に踏み切ったのですが、いざ計測してみると...

 

(a) 終始計測が怪しいし、計測できていない時間も多々あり

 

(b) 前半の計測値が滑らか過ぎて違和感があるし、全体的に異常計測箇所が多い

 

胸バンドでの計測値をずっとしてきたので、一見そこそこに見える(b)の計測データを見ても違和感しか感じません。

心拍数を基準にトレーニングしていますので、このような心拍情報が不確かでは、トレーニングの意味を成しません。

 

一世代旧製品のSF-850Bで問題なく計測できたので、おそらく退化はしていないと思うので色々考えてみました。

腕時計のバンドを更に強くして、心拍センサーを肌に密着させたり(血が止まるー笑)しましたが、改善したり相変わらずだったり...

 

が、バンドを強く締めた事で手首にセンサーの型が残り、原因と対策に気付きました。

 

 

上記緑線の内側に光を照射して血液の流れを検知し計測を行うシステムなのですが、当然の事ではありますが血管の上にこれが位置していなかったりずれていると正しく計測されません。(薄い太めの赤線は血管を意味します)

SF-850Bの場合は手首の骨の出っ張っているところ(尺骨茎状突起というらしいです)を外してセット(マニュアルにもそう書かれています)するとちょうど良い位置にセンサーが来ていたのかもしれません。

J-300Bの場合は時計やバンドの形状の関係か同じようにセットしても、自分の場合は微妙に良い位置にならないようで、センサーが血管の上近くに位置するように微調整して腕時計をセットする必要があったということになります。

 

それを行って計測すると...

 

バッチリですね!胸バンド計測の時のイメージです。上り坂では心拍が上がっていますし見慣れた計測グラフです。

これで安心して、手首心拍計測に移行できます。

J-300はVO2maxも計測できますし、運動強度表示、リカバリータイムの表示、日中の液晶画面の視認性も高いしとても気に入りました。フォントも今時の滑らか表示で気に入っています。

なんでもそうですが、現状にただ文句をいうのでは無く、その機能やしくみを理解して正しく扱う。あらためて認識しました。

 

ただ、ベルトは無段階調整可能なものの方がこのような問題を解決し易いですね。EPSONさん、今後の改善項目としていただければ嬉しいです。