体と心の関係〜陰陽五行☆
陰陽論は東洋の思想哲学で、
〝世の中のあらゆるモノやコトは、
必ず陰と陽の性質を持つ〟
という考え方でしたね。
五行論の考え方は、自然界に存在するものを、日常生活やその生産活動の中で不可欠な基本物質である
〝木・火・土・金・水〟
の5つに結びつけて分類したものです。
この5元素に、体の機能や心の状態が密接に結びついています。
五元素の体の機能を表す概念を〝五臓〟といいます。〝肝心脾肺腎〟の五種類があり、それぞれ五元素の〝木火土金水〟に対応しています。五臓を補佐する機能に六腑があります。
また、感情には〝怒喜思悲憂恐驚〟があり、それぞれ五元素の〝木火土金水〟に対応しています。
【木】
どんどん成長し、拡張するエネルギーを持ちます。
肝臓・胆嚢に深い関係があります。
怒り過ぎると、肝を傷つけます。
安定した状態:のびのびとしている、直感力が冴える、決断力がある。
不調な状態:目的意識がなくなる、未来に希望が持てない、強引さ冷酷さが現れる。
症状:頭痛、脳卒中、動悸、不眠など。
【火】
物事を具現化し、アイデンティティーとも深く関わるエネルギーを持ちます。
心臓・小腸に深い関係があります。
喜び過ぎると、心臓を傷つけます。
安定した状態:感情のバランスが取れていて、落ち着きがあり、満足感がある、愛に溢れている。
不調な状態:神経質、自己肯定感が低い、傷つきやすい、利己的、調子にのる。
症状:集中力低下、不眠、不安など。
【土】
エネルギーを栄養に変容させ、蓄えるエネルギーを持ちます。
脾臓・胃に深い関係があります。
思い(考え)過ぎると、脾臓を傷つけます。
安定した状態:感情、思考が安定し、意識明瞭、判断力に優れている。
不調な状態:集中力の欠如、考え過ぎるて混乱、過保護、依頼心が強くなる。
症状:胃潰瘍、動悸、不眠、物忘れなど。
【金】
外からいいものも取り込み、内から汚れたものを排出させ、純化していくエネルギーを持ちます。
肺・大腸に深い関係があります。
悲しみ過ぎたり、憂が過ぎると、肺を傷つけます。
安定した状態:呼吸機能が高まり、知覚機能が安定、第六感が冴える、心地良いことを選択し幸せな瞬間を選び続ける。
不調な状態:後悔、未練、傷つきやすい、孤立、悲観。
症状:咳、息切れなど。
【水】
生命エネルギーの性質を持ちます。
腎臓・膀胱に深い関係があります。
恐れ過ぎたり、驚き過ぎると、腎臓を傷つけます。
安定した状態:創造性に富む、自己実現を助け、運命を切り開く、自信、満足感。
不調な状態:虚脱感、せっかちすぎる状態、長続きしない。
症状:失禁、白髪の増加、精神不安、不眠、急速な老化現象など。
このように、人の体と心の関係を陰陽五行で観ることができます。
内臓と感情は密接に関係していて、不調な時には症状として気が付かせてくれる優れたもの!
ポジティブな感情、ネガティブな感情、どちらも大切です。陰陽の両要素があって一つなのですから!
体と心の素晴らしい機能があることで、私たちの生き方が本来の方向に向かっているのか、そうでないのかがわかるのです(^^)
そして、ここからが1番大事❤️
☆大好きなこと、
寝るのも忘れて熱中すること、
やりたいことをする!
☆自分の人生の中心に立つ!
☆体験、経験を大事にする!
そう、
太陽意識で本当の自分を生きるのです!!!
本当の自分を生きたなら、
健康で元気でエネルギーに満ち溢れます✨
人の体と心の関係を知って、生き方のヒントにして下さいね♡