人工股関節置換手術を受けて | 着物カフェどどこの、小さな暮らし

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埼玉県ふじみ野市の自宅で、
ランチと、手作りスイーツの
カフェを始めた「どどこ」です。
土日祝日には、普段の着物で
楽しく遊ぶ「着物遊び」を
開催。お気軽にどうぞ。

悩んだ末、埼玉協同病院の整形外科で、仁平幸太郎先生の診断を受け、




もう、手術しかないと納得し、
先生に託すと決心しました。

6月10日に手術を受けました。

時間はおよそ、1時間足らずだったようです。

手術室に運ばれ、寝ている私の顔を、麻酔科の3人の男性が覗き込んで、

3人ともニコニコ笑っていて、

僕達が担当しますよ。よろしくね。

大丈夫。お任せください。なんて、談笑しているうちに、もう、眠ってしまったのでしょうか。

あとは、気づいたら病室に運ばれていました。


ところが、今回は痛み止めの点滴のせいか、


2日間吐き気が酷く、病院の食事が採れたのは、3日目のことでした。


それも、匂いだけで、ため息が出て、頑張っても半分ほどしか食べられない


気分も良くなると、ナースステーションから少し離れた4人部屋に移動。


理学療法士さんの、まずはベッドでのリハビリが始まります。


今は、コロナ禍、

それぞれのベッドはカーテンで囲まれ、

誰がどうしているのかもわかりません。


巡回の看護師さんや、理学療法士さんとの会話で、


あの方は、膝の手術をしたんだ。


あの方は、私と同じ股関節だ。と、なんとなくわかるだけ。


今まで経験した病室とは、まるで違って、

し〜んと静まり返っています。


毎日のリハビリで車椅子、歩行器と、3日目には、杖で歩けるようになりました。


そこで、もう、我慢の限界。


残りの3人の方たちに、一人づつ声をかけ、


挨拶をして回りました。


みんな、やはり、話したくて仕方がなかったみたいです。


それからは、昼間はカーテンを開け、

勿論、ソーシャルディスタンスでマスクもして、皆んなでおしゃべり。


自分の様態や、経過を話して、励ましあいました。


そんな中、知り合いが退屈するだろうと

持たせてくれた、


着物好きな女の子の

コミックが、とても役に立ちました



私も、コミックをこんなに次々読んだのは

50年ぶりくらいかもしれません。

それを、部屋の仲間で回し読み。

ほぼ、同年齢の女性ばかりなので、みんな次々読み終えて、

廊下で知り合った、他の部屋の方々も回し読み。

看護士さんも、
あれ、この漫画、他の部屋でも見たけど、流行ってるの?

と、聞くほど。

お陰様で、沢山の患者さんを和ませてくれました。