昨夜、近所の友達に癌になってしまった事を話に行きました。

近所なのに最近ずっと会ってなかったし迷ったんだけど、
結果、話して良かった。


相手がシッカリ私をつかんでいてくれないと、私は不安になって離れてしまう傾向がある。
私なんて…みたいな。
めんどくさい甘えん坊な私。
優しくされるとなついて、冷たくされるとショックを受ける。

そんな私だから、友人に癌であることを告知したのに、そっけなかったらショックだし、
ここぞとばかりに甘えてしまって重荷になったら嫌だしでモジモジしていた。

でも友達はそんな私をシッカリとハグして、

「大丈夫ひとりじゃないよ」
「何かあったら全部、私に言いなね」
「ともに生きて行こうね!」

っていっぱい暖かい言葉をかけてくれた。

誰かに受け止めてもらいたかった気持ちがほぐれて今日はちょっと前向きになれた。

友達にネイルもしてもらったので、見るたびに温かなものが湧いてくる。
$ドドドな人生

おっぱいが痛かったりチクチクするたびに嫌な思いがよぎるんだけど、
癌は細胞が拗ねてしまった状態だと言うし、拗ねて攻撃的になってしまった癌細胞って
なんだか私自身のようにも思えて、嫌わないであげたいと思えるようになった。

これも友達が温かく包んでくれたから。
ありがとう。

詳しい話を聞きに病院に行ってきた。

細胞検査をしたのは一か所だけだったけど、大きな一か所の周りに沢山ぽつぽつあって、それも怪しいらしい…。CTを撮ってみないと分からないけれど、一つにつながった大きなものかも知れないとか。
右は大丈夫そうだけど一か所少し怪しい部分がある。

「命が助かる事を第一に考えていきましょう」と言われ気が遠くなりそうだった。

埼玉県の癌センターを紹介してもらい22日の15時に予約。
その前に12時に病院に紹介状を取りに行かないと。

癌センターで治療方針を決める。
あそこは専門医が何人かで見てくれるというので、
一人の医者に判断されるより信頼出来るかなと思った。


ここまで来てもまったく覚悟が出来ない。
怖くてたまらない。
寂しくてたまらない。

気が付くと誰か誰かと心でつぶやいてる。


今日、上野動物園のカバが亡くなったとニュースで言ってた。
3/11の震災の時、うろたえて転び捻挫をし、
その後、食欲も落ちて亡くなったとか…。

カバはものすごく繊細な生き物だと言うけれど、
ノミの心臓な私も挫けて生きる気力がなえてしまわないように
強くなりたい。



今日は午後から病院で今後の治療方針が話し合われる。
昨夜は色々考えてしまって急に真っ暗な底に落ちてくような恐怖に襲われた。

なんだかどうしようも無くて、母の布団にもぐり込んだ。
母はあっさりした性格だし、私も甘えるのを遠慮するたちなので、
母に抱いてもらったのなんて、たぶん、小さな子供の時以来だ。

「ここまで来たらもう自分じゃ選べないの。先生にお任せするしかないの。それに人の寿命は決まっていてどうすることも出来ないのよ。」

そんなふうに母になだめられながら泣きじゃくった。

ついでに子供の頃、どんな事を考えて、何を気が付いて欲しかったかなんて話を聞いてもらった。
私は子供の頃から愛情に飢えていた。寂しくてたまらなかった。
家の大人たちが皆、自分の事でいっぱいいっぱい(夫婦仲、嫁姑仲、は悪かった)な上に、姉弟は頼りなかった。
学校もなじめなくて辛かったけど、家では明るく振舞っていた子供時代。

そんな子供の頃の心の傷は、大人になっても古傷のように痛み、時には私の行く手を阻んだ。

愛されて無いわけじゃなかったってことは大人になって分かったけど、理不尽な思いがいつもくすぶっていたのだ。

今度の事が無かったら、きっと私は母に何も話さなかったと思う。
話せて良かった。心から思う。


後半はいつもの母の自慢話になっちゃったけど、自慢話にウンザリしたお陰で眠ることが出来た。