短期留学をやってみた その5 午前の授業を受ける | 実際に、やってみた

短期留学をやってみた その5 午前の授業を受ける

             ◇笑っちゃうほど分からない

生徒は1つの授業につき4~8人という少人数制です。

最初は「少ないなー」と思ってましたが、慣れてくると3~4人がベストで8人は多すぎると感じるようになりました。

教室はこんな感じです。

実際に、やってみた-教室


見て分かるとおり1つの円卓をみんなで囲みます。

生徒と教師が同じテーブルを囲むというのは、中高の英語の授業よりむしろ大学のゼミ形式に近いですね。

またケープ・スタディーズではルイボスティーとコーヒーが用意されていて、生徒は自由に飲むことができます。

予め教室に持ち込んでおけば、授業中に飲んでも問題ありません。

さすがにサンドイッチを食べながら授業を受けている人を見た時は驚きましたが、
教師も気にしていないようなのでこれも文化の違いなのだと一人で納得していました。

授業は50分×2回を1コマとして行われ、教師も1コマごとに換わります。

午前中のみの2コマ授業が基本なのですが、追加料金を払うことで午後も授業を受けることができます。

僕は午前中に2コマ、午後に1コマ授業を受けることにしました。

午前の授業は文法が中心で、教科書 に沿って進みます。

生徒も8人と多く、いわゆる日本人が考える英語の授業に近いものになっています。

授業の最後は教科書から宿題が出され、次の日の授業の最初に答え合わせが行われます。

教科書は全て英語で書かれていますが、自分のレベルに合ったものを渡されるので過度に難しくはありません。

問題は教師の説明です。

もう何を言っているのかさっぱり分からないのです

とにかく話すスピードが速い!

言っていることはそんなに難しくなさそうなのですが、聴き取れないものはどうしようもありません。

驚くべきことは、周りの生徒がちゃんと会話についていけていいるのです。

他の生徒はほとんどヨーロッパ語圏の出身なので、日本人より英語になじみがあることは理解していましたが、
ここまで母国語以外の聴き取りで能力差を見せつけられるとは思いませんでした。

どうやら僕は「英語は読めるけど会話ができない」という典型的な日本の大学生タイプだったようです。

あと今まで聴いていたオーディオブックはいかにゆっくり&丁寧に話してくれていたのか、よく分かりました。

僕はTOEICはパッとしないものの、過去に1ヶ月半欧州を一人旅した経験があり会話はなんとかなると思っていました。

しかし今回僕の自信はこっぱみじんに砕かれました

仕事では必要ないこともあり職場で僕より英語が話せる人は1~2名程度でしたが、
ここでは一転して英語弱者になってしまいました。

授業中に会話が盛り上がっても僕だけ置いてけぼりなことはよくあるのです。

しかしそれ以上にきついのは、
意見を求められても答えられずせっかく盛り上がっていた会話の流れが自分の所で止まってしまうことです。

YesかNoかという質問なら分からなくてもとりあえず答えてお茶を濁すこともできなくはないかもしれませんが、
「さんどらは○○についてどう思う?」と聞かれると適当に答えようがありません。

まさか毎回「私も彼と同意見です。」と答えるわけにもいきませんし、
そもそもそんなことをしていたらいつまで経っても英語が話せるようにはなりません。

申し訳ないという気持ちで一杯になりつつ毎回“I beg your pardon.”(「もう一回言って下さい」)と聞き直していました。

4日目あたりから少しずつ耳が英語に慣れてきましたが、それまではかなり冷や汗ものでした。


                            (つづく)