短期留学をやってみた その2 考察する | 実際に、やってみた

短期留学をやってみた その2 考察する

                  ◇機内にて

ドバイからケープタウンまで10時間弱、なかなかの時間です。

すぐ隣では白人と黒人のおばさまたちが楽しそうにおしゃべりしています。

まだ南アフリカに着いてはいないとはいえ、アパルトヘイトが存在した時代には考えられなかった光景です。

僕は今回の短期留学の意義について改めて考えていました。


             ◇さんどらの心境(建前編)


僕は自分のことをクレイジーと言っていますが、それは「他の人から見ればクレイジーに見えるだろうなー。」と
思っているからであって、実を言うと自分の中ではそこまでおかしいことだとは思っていないのです。

もちろん今回留学先にケープタウンを選んだのも、ちゃんとした理由があります。主な理由は次の3つです。


(1) 日本人が少ない

これはやってみたその33 でも少し書きました。

せっかく語学留学をする以上、できる限り英語が話せるようになりたいものです。

しかしもしも留学先の語学学校の生徒が日本人ばかりで周囲から日本語が聞こえてくる環境では、
僕もどうしても日本語に頼ってしまうでしょう。

日本語に頼らないためには日本人があまり留学しない所を選ぶべきだと思いました。


(2) ここで行かないと一生行かないかもしれない

アメリカやイギリスは今回行かなくても将来行くかもしれません。

しかし南アフリカはビジネスでもプライベートでも行く可能性が低いです。

やっぱり片道一日は遠いですから。


(3) 話のネタになる


こう書くとなんか一発ギャグと大差ないように見えますが、いくら僕でもそのためにケープタウンへは行きません。

じゃあどういうことかというと、正直僕は今回3週間の留学(学校に通うのは2週間)をするためかなり無理をしましたが、
それでも「たった3週間」なのです。

それに対して1年間とか2年間留学経験のある人なんて、今のご時世全然珍しくもなんともないわけです。

もし僕がアメリカやイギリスに3週間留学したところで、僕に現地の様子を聞きたい人はまずいません。

僕より現地の様子を詳しく知っている人なんていくらでもいますから。

だったら現地の様子を知っている人がいない場所ならどうでしょう?

南アフリカ共和国はここ数年、年率5%近いGDP成長率を見せていて、
「BRICsのsはSouth Africaの略である」という意見もあろほどです。

また2010年にサッカー・ワールドカップの開催国になることを考えると、確実に日本でも注目される国だといえます。

それにも関わらず、他の英語圏の国々に比べ圧倒的に行ったことのある人が少ないです。

これってチャンスじゃないですか?

今のうちに行っておけば、後で南アフリカに脚光が浴びた時、僕にどんな国なのかを質問してくれる人、

ひいては僕に興味を持ってくれる人が出てくれるかもしれません。

まさしく僕の提唱するリーズナブル・マイノリティー(根拠のある少数派)になれるわけです。


以上3つがケープタウンを選んだ理由です。

おかげで帰国後は当分金銭的に厳しい状態が続くことが予想されますが、

「南アフリカに短期留学する」という滅多にできない経験ができるわけですから、後悔は全くありません。

僕は自分の行動が正しかったと信じています。


             ◇さんどらの心境(本音編)








































































どーしよー!

これで全然お金がないよ!

まさかこの歳になって
親に頭下げて借金するとは思わなかったよー!


ボーナスもらっても
借金返済で手元には1円も

残らないよー!



以上「さんどら、魂の叫び」でした。

そして期待と不安がごちゃまぜになった僕を乗せて、飛行機はようやくケープタウンに到着するのでした。


                            (つづく)