◆2017-05-08-月◆
会社で『さざなみ』を見た。
イギリスの田舎に住む、70過ぎの老夫婦の話。
結婚45周年記念パーティを土曜日に控えた週の月曜日、
夫に手紙が届く。
結婚する前に付き合っていた女性の遺体がスイスの山で発見されたと‥。
カチャという名の彼女は、夫と登山中にクレパスに落ちて死んだらしい。
夫はその知らせで、昔を思い出す。
生きていたら結婚したかもしれない彼女の遺体が発見されたのだ、
夫が動揺するのも仕方ない。
今だから、夫は 何でも話せる妻に語っているのに、それも
ただ過去の事を思い出して話しているだけなのに、
妻はすごい嫉妬して、モヤモヤと落ち込んでいる。
とっても愛し合っているのは解るが、
もう45年も連れ添った70過ぎの老夫婦。
何故 妻がこんなに嫉妬するのか理解不能。
自分たちが結婚する前の事だし、
不信感が芽生える事もないだろうに。
夫の話を聞いてあげれば いいだけじゃない。
自分から一緒にスイスに行きましょって言えるくらい
包容力があったって いいじゃない。
5年前に心臓バイパス手術をして、
村までも1人で行けない夫が スイスなんて行けるはずないんだし。
妻が夫に
「土曜のパーティは絶対に出席してね」って
体裁のためにお願いしてたけど
夫が出席しないわけがないじゃない。
45周年記念パーティでの 夫のスピーチは
妻に「愛しているよ、これからもずっと・・」と告げて、とても良かった。
妻の嫉妬心をジワジワ表現していたにも関わらず
最後まで何も起こらず、ハッピーエンド?! 拍子抜け。
手紙が届いた月曜から、45周年記念パーティまでの1週間、
妻の静かな嫉妬心を淡々と描いた作品だった。

