【Day43】2023.1.26木 フィリピンの思い出 | 旅ヲタ医師の読影クルーズ日誌~魅惑のマダガスカル編~

旅ヲタ医師の読影クルーズ日誌~魅惑のマダガスカル編~

クルーズ船で究極のテレワークを行いながら、インド洋の未踏の国、マダガスカルを目指します。

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気まぐれ画伯作:うちわに絵を描こう

 

にっぽん丸は相変わらず南シナ海を日本に向けて航海中。パラワン島と言うフィリピン領の細長い島の沖合です。揺れは概ね昨日と同じ程度で相変わらず。ネット環境も微妙です。画伯はイラスト教室が仕上げの段階になっているとのことで、朝から参加していました。

 

さて、正直船内イベントも気になるものがなく、ネタ切れですので(笑)、フィリピンの思い出など。フィリピンには過去3回出かけているのですが、いずれもレアな飛行機に乗りに行くのが主目的で、ビーチの近くには行っても一回も海には入っていませんし、リゾートホテルにも泊まっていません。フィリピンは島国であり、航空路線はあらゆる離島に伸びているほか、航空運賃も安く、特典航空券もいつでも取れると言うことで。当時日本で引退しフィリピンに渡ったYS-11をはじめ、DHC-7、CN235、Let410、DC-9-32など、滅多に乗れない珍品機の宝庫だったのです。

 

また、ボラボラ島へのアクセス拠点として有名なカティクラン空港は滑走路が950mしかなく、旧石垣空港どころではない急制動が楽しめました。実際、僕が出かけた数ヶ月前にはオーバーラン事故も起こしており、この短滑走路に対応できるユニークな機材が就航していたとも言えます。CN235はスペインとインドネシアの合弁で生産されていたはずですが、軍用輸送機の発想で設計されていてかなりレアな機材だったと思います。DHC-7は日本国内でも色々やらかしているDHC-8-400(Q400)でおなじみのデハビラントカナダの機材ですが、4発プロペラ機ってのがこれまたレアな感じでしょうか。

 

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CASA CN235

 

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デハビラントカナダDHC-7

 

飛行機以外ではセブンイレブンに入るのさえ手荷物チェックがあるぐらいの国なので、ムダにうろうろした記憶はないのですが、ブタの丸焼きレチョンを食べたり、ジプニーに乗ったり、ジョリビーに行ったり、それなりにフィリピンらしいところを回った記憶があります。ジプニーは行き先がよくわからないまま乗りましたが、屋根をたたきながら「パラッ!」って言うと降ろしてもらえるシステムが面白く、降りたらすぐに反対側の車線で次のジプニーを待つってことをやってました。

 

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フィリピンと言えばジプニーなイメージ

 

明日朝にはルソン島沖になるようで、船長アナウンスでも「本船クルーの故郷の島々をお楽しみください」とありました。にっぽん丸には多数のフィリピン人クルーが居て、お世話になってます。先日お気に入りのレストラン担当の方が体調不良で下船されてしまいショックでしたが、残り少なくなったクルーズ、引き続きよろしくお願いしたいところです。