今日（8月6日）のBS1の解説はファイターズOBでもある武田一浩さんです。
上原健太投手の先発で、5回表が終わった時点で2対5と負けております。
先発投手陣が勝てない事も困りますが、勝てた試合でも先発投手が5回か6回で降板する事が多い気がします。
昨日までの96試合で完投が有原の3完投、高梨の1完投（1完封）の計4つ。
ソフトバンクが3つ、楽天が4つ、西武が3つ、オリックスはなんと9つ（！、金子4つと西3つ）ロッテが4つ。
セリーグでは、広島2つ、阪神3つ、横浜4つ、巨人6つ（菅野4つ、うち完封が3つ‼︎、田口2つ、完封2つ！）、中日が2つで、ヤクルト4つでした。
てっきり先発投手の完投が他のチームに比べて圧倒的に少ないものと思っていました。
加えて完投数が多いチームほど上位にいるのかなと思いましたが、オリックス（9つ）と巨人（6つ）がともに4位と、思ったほどではありませんでした。
それならばと、「先発投手が投げた投球回の合計を先発回数で割ってみよう」と思ったのですが、先発とリリーフの両方で登板している投手もいるため、思いつきで直ぐに計算できるほど簡単ではありませんでした。
本日の教訓としては、「自分の持ってるイメージだけで語ってはいけない」ということでした。
数字が全てではないですが、データに基づいた客観的・冷静な分析がファンの側にもあって良いと思います。
「あ、そう言えば」と言う表題は、手薄な先発投手を立て直すには巷間言われる様に、増井の先発への配置転換を勧める（「あ、そう言えば、増井を先発にまわせばいいんだ」）という趣旨だったんですが、（完投数に限っては）ファイターズの投手陣が他のチームより劣っている訳ではない事がわかったので取り下げようと思います。