社会科学系ってなかなか…ね。 | ドジャース17番のブログ

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お仕事が医療関係といえるものなので、あまり政治とか経済とかに直接関わりがあるとは言えません。

 

比較的若い時(28歳)に地方の私学の夜間部で、経済学部を働きながら卒業しました。

 

それまでよりは“うっすら”政治・経済のことが分かるようになった…と言えればいいのですが、そんなに簡単なものではありません。

 

ただそれまでよりは、本を読んだ時に読むだけで精一杯で本の内容をそのまま鵜呑みにするということが、徐々に少なくなってきたと思います。

 

それでも仕事や他の興味を惹かれることに目移りしてしまい、政治や経済について考えるのは後回しになりがちでした。

 

(結構おじさんなのですが)マンガや小説、マラソンや草野球・筋トレなど、どうしてもこれらのものに大幅に時間を費やしていました。

 

野球に関してはテレビ観戦することが習慣になっていて、これがまた時間を食うんですね。

 

その他にネットで動画を見ることも多く、我ながら「このままじゃいかんな」と思っていました。

 

以前からYouTubeで国会中継の動画があるのは知っていましたが、この度の加計学園問題に関する閉会中審査を何とは無しに見てみました。

 

そこで思ったのは「国会中継って結構面白いんだなぁ」ということです。

 

特にこの度の内閣改造で防衛大臣に起用・再登板された小野寺五典議員の加戸前愛媛県知事と前川元文科省事務次官への質問が秀逸でした。

 

穏やかで礼儀正しい印象ですが、非常に理路整然としておりしかも決して相手を誹謗中傷したり脅しつけたりせずに質問されていました。

 

この様な議員の方は恐らく少ないのだろうと思います。

 

正直揚げ足取りや瑣末な事柄で失言を引き出そうとするのは、納税者として「そんな質問するために税金使って欲しく無い」と思ってしまいます。

 

そんなこと言うと野党の存在意義を否定することになるかもしれませんが、野党自身が野党の存在意義を見失っていると思います。

 

与党も野党も国民・有権者・納税者のために仕事をするべきなのに、野党にはそう考えている節が認められません。

 

与党自民党がきちんと国民のために働いているのかは疑問符がつくこともありますが、野党よりはズーーーーッとマシです。

 

自民党が100点満点中60点の赤点ギリギリだとしても、野党がマイナス100点やマイナス500点、マイナス100000点でしたら60点の人たちを選ぶに決まっています。

 

有権者の中にはマイナスがついていることが見抜けずに、マイナス100000点の党をずっと支持・応援したりしている人がいます。

 

間違いや虚偽や詐欺を正しいこととして報道するテレビニュースやワイドショー、新聞・雑誌も、有権者に判断材料を提供することを放棄しています。

 

この様な社会状況や情報環境で政治や経済に興味を持てと言う方が無理というものです。

 

こういう場合に「国民のレベルに合わせた政治家になる」と言いますが、政治家もジャーナリズムも「国民がバカだから自分たちもバカで良い」と言って良い仕事ではありません。

 

医療関係に携わる者が「勉強不足の患者ばかりだから、自分も勉強不足のままで良い」とは言ってはいけません。

 

投票によりバカな国会議員が選ばれる危険は常にありますが、議員もジャーナリズムも有権者も「低きに流れず」それぞれの責任を果たし続けなくてはいけないです。